ようやく初めての卒業式！
お父さんお母さんとしては
子供の晴れ舞台とも言えます。
特に小学校の卒業式は
特定の制服などもないため
できれば自分の子供には
しっかりとしたものを着せたいですよね！
でも問題なのは何を着せるか
ということです。
最近では禁止になっている服装があり
なおかつ流行りに乗っていないのは
お父さんお母さんとしては
なんとなく寂しいものですね。
では世間では今、
どんな卒業式の服を選んでいるのか
ちょっと卒業式服事情を見ていきましょう。
まず王道の衣装としては
小学生は男女共にスーツやアンサンブルを
中学高校生は着ている制服をそのままで
大学生は女の子は袴、男の子はスーツ。
大体こんな感じで
お父さんお母さんの時代も
殆どの人が身につけていた
記憶があるのではないでしょうか。
根強い人気であることも理由となっており
相変わらずこの辺りは揺るがない
安定感のあるスタイルと言えるでしょう。
さて、そんな卒業式服事情。
先程も、最近では禁止になっている服装も
あるという点に触れましたよね。
それは小学校卒業式服ではなんと
袴禁止！ということなんです！
大学生ならまだ袴を着用するのはわかりますが
その頃のお母さんたちが「着せたい！」と
衣装を選んでしまうケースも多いといいます。
なぜ禁止なのかというと、
とにかくお金がかかっており
華美な格好になってしまうから。
確かに袴のときって
髪型をアレンジしてもらいますし
髪飾りも購入しなければいけません。
小学校ではお金をかけられない子も
たくさんいることからも
禁止の方向で動いている学校が
多いんですって。
ウチの息子の卒業式…袴はちょっとと言われ…祖父母のお祝いがNG？
そんな袴事情、実は女の子だけでなく
男の子の卒業式服の袴でも
同じ理由で禁止されています。
もしくはまだ袴の生徒が出ていない
という学校でも、将来を見据えて
袴姿は男女あまり好まれていません。
男子の袴がダメと言われるのも
やっぱり女の子の袴と理由は一緒です。
女の子ほどではありませんが
男子の袴姿も又お金がかかっているため。
どうしても家庭の事情でお金を
かけることができない子達も多く
お家の経済的な理由から
できるだけ平等になるようにしているんですね。
でもどうしてこんな
禁止になるほど、袴が流行ってるんでしょうか。
その理由の一つに、
祖父母のお祝いが絡んでいるんです！
といってもおじいちゃんおばあちゃんが
悪いことをしているわけではありません。
むしろ嬉しい！という気持ちが
空回りしてしまっている状態とも言えます。
卒業祝いとなったら、まず「おめでとう」と
何をされるか、考えてみましょう。
そう「プレゼントしてくれる」お家が多いのです。
このプレゼント、
子供だけでなく自分の娘や息子、
つまりお母さんお父さんに
「卒業式の衣装代で」と、
お祝いの気持ちを渡す人も増えているのです。
ならばいい衣装を着て、写真を撮って
お祝いありがとう、と写真を多めに現像して
おじいちゃんおばあちゃんに送ろうね
となるのが大体の流れになりますよね。
お家の経済状況も関係しているのですが
衣装代！としてお金を別のところから
頂いてしまったら、いいものを着せたいもの。
それが卒業式服の袴に繋がっていくんです。
しかし学校としては、
特定の金額以上は学校側の方針や、
生徒間トラブル防止にも
そこまでお金をかけてほしくない
というのが本音です。
当然子供によって経済の差があり
お金がかけられない子もいます。
奮発してくれる祖父母のお祝いの気持ちが
結果として良くない方へ向かっているんですね。
ウチの娘は卒業式着物OKです！袴NG着物OKな理由
そんな卒業式事情の中
袴はダメだけど、着物ならいいよ！
という人たちもいます。
袴も着物も比べられないし
特に変わらない！と思うかもしれませんが
レンタル料や、使い道は
大きく変わってきます。
袴はレンタルでも高価ですが
購入したら着回しはできません。
普段使いする機会もほぼないと
言っていいでしょう。
一方、女の子の着物は着回しが利くこと
卒業式だけでなく、フォーマルの場や
カジュアルな場面どちらでも着られますよね。
また３代で着物を使うお家もあるように
加工もしやすく、方法によっては
安めに手に入れることも可能という面があります。
こういった事情から着物ならいい
という学校も多いのが現状なんですって。
まとめ
子供の卒業式にもいい衣装を着せたい！
親としては当たり前ではありますが
気持ちが加速して、衣装がどんどん派手に
なりつつある傾向があります。
結果的に華美さが上がっており
禁止事項が出てきてしまう学校もありますね。
王道では物足りないという
お父さんお母さんもいるのは確かです。
だからこそ着回しが利く、
シンプルな王道アイテムが
子供にとって一番いいのです。
