虫刺されって、痒くてたまりませんよね。
それが長引くと場所によっては
非常に煩わしいものです。
でもそれって本当に蚊による
虫さされなのでしょうか。
通常蚊に刺されると、
刺された直後から翌日以降に
赤く腫れて痒くなったり
水ぶくれになることがあります。
また稀にしこりになって
暫く体に残るのも
珍しいことではありません。
子供が小さいうちはよくあることなんです。
しかし問題は、
しこりが出たのが大人になってから
つい最近という人。
もしかしたら刺されたのは、
蚊ではなくブユかもしれません。
ブユに毒はないため心配はいりませんが
朝や夕方に草むしりをしたり、
草むらに入ると特にスネなど、
刺されることが多くあるんです!
ブユの場合は刺されてから少しすると
かゆみを感じるだけではなく
赤く腫れて、しこりができます。
多くの場合は一ヶ月近くで完治しますが
どうしても痒みやしこりが無くならない場合
抗ヒスタミン剤や塗り薬などの
力を借りる必要も出てきます。
気になる場合は早めに皮膚科にかかり
検査をしてもらっておくと
心配せずに済みますよ。
めんどくさがらずに、
ちゃんとお医者さんに行きましょう!
虫刺されの場所がとにかくかゆい?そりゃ治らない!素人療法の怖さ!
虫さされで痒くなるのは
実は刺されたところにヒスタミンという
物質が生まれるからと言われています。
このヒスタミンを減らすことで
痒みを抑えるというのが、
虫さされの基本なんですね。
しかしそんなことは当然昔の人や
私達素人は知らないことです。
そうするとどうしても、
自分が良い!と思った治療法を
試してしまうものです。
これ、素人療法といって
時にとんでもない事態を引き起こしてしまう
原因の一つとなっているんです。
例えば今ヒスタミンと聞いて
じゃあ痒いところにはヒスタミンを
抑える薬を使えばいいのね?
と思ってしまいませんでしたか?
ここが素人療法の危ない所で
ヒスタミン以外の物質が原因の
痒みもあることが研究結果として
発表されつつあります。
例えば乾燥肌でピリピリする時
これは最近の研究で、
肌の神経が外界の刺激を受けて
影響が出ているという状態です。
そのため抗ヒスタミン剤の類は
ほぼ効果がありません。
にもかかわらず薬類を使い続けると
徐々に健康状態に左右してくるようになるのです。
なんでもかんでも同じ薬で
治そうと思わないように
必ず専門家の指導を受けてから
薬を使うようにしましょうね!
虫刺されがいつまでも治らない?医師が勧める問診で病気か検査を!!
虫刺されってもしかして
とても怖いものなの?
なんて心配になってしまいますが
きちんとした対応をしていれば
怖いことはありません。
例えば虫刺されが
いつまでも治らない時を
例にして見てみましょう。
蚊に刺されると、
直後か1日位経って徐々に
痒みが出てきます。
そして1週間位経過すると
段々刺された所が落ち着いてきます。
このときに痒みが取れ、
腫れていたところも少しずつ
良くなってくるんですね。
つまり1週間以上経っても刺されたところが
一向に治らない人は受診しに行きましょう。
あまり掻きすぎると、
痒みが余計に強くなり、
別の皮膚病に発展してしまいます。
特に痒みを伴う病気だと日常生活が
困難になってくることもありますので
虫刺されを甘く見ないほうがいいですね。
まとめ
蚊の虫刺されでは、
大体痒みが最大で1週間ほど続き
完治していきます。
1週間経っても痒みがなくならない
刺されたところが赤く腫れて
しこりがある感じがするなど
改善の兆しが無いようであれば病院へ!
大きな皮膚炎になってくると
お医者さん側でパッチや飲み薬
塗り薬などを処方してくれます。
しかしあまりひどい痒みであれば
大きな病院で検査ということも
考えなければいけません。
たかが虫刺され、されど虫刺されです。
蚊に刺されたと思ったら、
虫の正体はブユやハチなど、
思いも寄らない虫に
刺されていることもあります。
痒みが落ち着く気配が
1週間過ぎても無い場合は
きちんと診察や検査を受けて
適切な処置を受けましょう。