年齢を重ねていくと気になってくるのが
自分の健康状態、そ
して骨の強度です。
特に老後は誰の手も借りない予定の人は
骨の強度がとても気になるところ。
でも骨密度ってどこで、幾らくらいで
検査を受けられるものなのか。
答えは保健センターや公的な特定健康診断、
健診している病院などです。
保健センターでは、保健センターが属している
地域に住んでいる人に限り、検査を受けられます。
ただし日にちや実施できる年齢に関しては
バラバラなので問い合わせが必要です。
特定健康診断は40歳以上から、
保険会社など特定の会社や場所で、
メタボやがん健診などをしてくれるのですが、
骨粗鬆症に関してはオプションであることが
多いのが難点です。
健診している病院では場所や年齢など
一切問わず、個人での健診もしくは地域の
自治体などで実施することもありますので、
今注目されています。
保健センターではだいたい1500円くらい
特定健康診断の場合は3000円くらい
病院での健診はすべて自費で
3000円ちょっとかかると思っていいでしょう。
もちろん病院やその日の健診の対象者などで
価格は大きく変動していきますが
先程の値段以上の価格になることは
殆どありません。
しかしあらかじめ調査して、
かかる費用に関しては頭の中に
入れておくことが大切になってきます。
骨密度の検査方法あれこれ!いつのまにか骨折の発見にも繋がります!
それでは実際に骨密度の検査を受けてみましょう!
骨密度の検査には3種類の検査方法があり
これら3種類の検査をすることで、必要な
情報が揃うようになっています。
検査の名前は複雑でわかりにくいのですが
やることは至ってシンプルで、
すぐに終わるので妊婦さんや足が悪い人などでも
負担なく検査を受けることができるんですよ。
ここで調べる骨密度は骨の強さを測る
骨の中にカルシウムなどがどれくらいあるのか
必要なミネラル分が骨の中に特定の数値以上に
きちんと詰まっているのかを調べます。
まずはDXA法(デキサ法)、
正式な名称は二重エネルギーX線吸収測定法
というのですが、弱いX線を2種使って、
腰や足の付け根の骨密度だけを測定する方法です。
続いては超音波法、
場所によってはQUS法、かかとやすねの骨に
超音波を当てて行う簡単な検査で、
X線などを使わない利点があり
デキサ法で当たらない場所を調べます。
最後はMD法で、X線で手の骨と
厚さが違う金属板を一緒に撮影して
骨と金属片の濃度を比べる測定方法です。
手の骨はコレで測定しますね。
実際はこの検査で細かな骨の密度や
現在の骨の状態を検査しているため
先に説明したのはほんの一部の検査結果だけです。
検査を受けてみると、かなり詳しい情報がわかります。
簡単にできる検査が多いからこそ
できるだけ回数を増やして、こまめに
骨粗鬆症の検査を受けておきましょう。
日常の生活に大きく関わってきます。
早めに不足しているものが判れば
骨粗鬆症の予防できるような生活を
送れるようになりますよね。
早め早めが大事なんです!
骨密度の数値の見方を覚えよう!自分の骨の状態を知り今後の対策を!
骨密度検査してきた!結果が来た…けど
一体どこを見たら良いのかわからない…
そんな時はYAM(若年成人比較)の結果を見ましょう。
総合結果の場所にあることが多いです。
若年成人比較とは、20歳から44歳
1番骨密度が高い成人期と言われる時期の
平均骨密度を100%の数字として
あなたがもらった骨密度と比較した数字です。
100パーセントから81パーセントはほぼ健康
80パーセントから70パーセントは骨量減少
70パーセント未満は骨粗鬆症
という結果になります。
ちなみに同年齢比較という数字もありますが
こちらは同じ年齢の平均のようなものなので
骨粗鬆症には関係ありません。
あなたの結果は何パーセントでしたか?
数値によっては講座や説明などに
参加を勧められることもありますので
きちんと参加して、骨量を増やしましょう。
まとめ
骨密度の検査費用は、
検査を受ける場所によって異なってきますが、
だいたい1000円から3000円です。
年齢や場所によっては1000円以下である
場合もあります。
検査できる場所は保健センターや病院
特定の会場と人によって異なってきますので
あらかじめ近くに検査できる場所があるのか
市役所などに確認してみると良いでしょう。