大事な試験の追い込み
会議や講義発表のレジュメ作り
少し長丁場になりそうなレポートづくり
そんなときにお世話になるのがBGMです。
好きな曲を聞いてテンションを上げて
一気に作業を終わらせるのに役立ちます。
しかし大事な試験のときは、テンションだけでは
ちょっと不安ですよね。
確かにやる気は出ますが、そのやる気が
反映されるかどうかはまた別の問題です。
そんな中、集中力を高める音楽として
クラシック音楽が今話題になっているんです。
クラシック音楽にも歌があるものがありますが
集中力を高めるクラシック音楽の代表として
バッハやモーツァルトなど教科書に
掲載されている人たちの音楽があります。
どうせ気持ち的な問題だろうから、
自分の好きな音楽でやろうという人も
いるかと思いますがきちんと、
クラシックが集中力を高めるという
科学的な結果がいくつかの実験で
証明されています。
簡単に言えば脳活性化ホルモンが
たっぷり出てきて脳内にあるA10神経や
自律神経を刺激し、整えるとのこと。
また一時期流行った1/fのゆらぎの効果も
出ているんですって。
順番に解説していきましょう。
まずA10神経ですが、脳の殆どを
包んでいる神経のことで脳を活性化させ、
高揚感ややる気のもととなるドーパミンを
出して思考能力を活発にしてくれます。
A10神経が刺激されると、
連動して自律神経も刺激します。
自律神経は興奮感だけでなく、
心を落ち着けて思考が興奮しすぎないように
バランスを取ってくれるものですね。
人間の体というのは非常に良くできているもので
脳全体を活性化させることにより、
良い部分が悪い状態にならないような
バランスをとって、良い状態に持っていってくれます。
これに加えて、1/fのゆらぎ、
自然界の風や海の音などに入っている
とされる音の自然なゆらぎが含まれているので
脳を更にリラックスさせてくれるというわけです。
集中力を高める音楽の効果?本人が気にならない音がベストBGM!
BGMにする音楽はなかなか侮れないもので
クラシックをBGMにすることで、
随分と脳内の環境を取り替えてくれる
力があるんですね。
でもクラシック以外でも、
BGMはなんでも大丈夫という調査結果も
きちんと出されています。
が、より効果を高く出すための
BGMの選び方も幾つかありますので、
ご紹介しましょう!
自分一人で聞く場合は
ぜひ歌がない音楽を聞きましょう。
サウンドトラックのような
歌詞が無いものの方がより集中力が
高まると言われています。
歌詞があるとどうしてもそっちに
気がいってしまいますよね。
また社内や教室でBGMを流す場合は
人によって音楽の好みが異なってくるため
好き嫌いが分かれにくいクラシックが
オススメです。
好きでない音楽の場合、
作業効率も落ちてしまいます。
音楽が気にならなくなるほど
集中力を高める以外にもBGMの効果は様々。
社内でBGMとしてクラシックを選ぶのは
なかなかにいい方法でもありますよ。
BGMを使う音楽の主な効果として
キーボードや話し声などの雑音を消す、
精神を落ち着かせる、そして作業能率などの
ペースを曲によってコントロールできます。
少しテンポの早い音楽をかけることで
作業スピードは上がりますし
テンポが遅めの曲であれば
社内の雰囲気が柔らかくなるということですね。
集中力を高める音楽cd?アルファ波が出るcdでリラックスして集中!
クラシックCDの中には、
アルファ波が出る集中力を高め、
ストレスを押さえるCDもあります。
アルファ波って聞いたことがあるけど
効果はよく知らないという人が多いですね。
アルファ波とは、心や体のリラックスや、
ストレス緩和、集中力を高め、
免疫力まで高めてくれると言われています。
でも何も人工的にそんな怪しい波を出している
というわけではなく、耳馴染みがいい音楽
特に有名所のピアノのクラシックなどの中に
最初から入っているんです。
そのためお好みのピアノ音楽をBGMに選ぶと
更に集中しやすくなる!という、BGMの効果を
十分に感じることができちゃうというわけです。
まとめ
集中力が高まる音楽であるクラシック。
図らずも現代まで残されているクラシック達には
脳を研ぎ澄ませさせるという効果を持っています。
これから受験や試験の追い込みで
ちょうどいいBGMを探しているのであれば
静かなクラシックは大きな力を秘めていると
言えるでしょう。
まずは知っているクラシックから
少しずつ幅を広げて、お好みのクラシックを
味方につけちゃいましょう!