虫、特に蚊などに刺された場合
殆どの人が痒みを感じるだけで
終わってしまうものですよね。
しかし蚊だと思っていたら
別の虫の仕業だったり
虫刺されの薬が全く効かなかったり
様々なトラブルも時に起きてしまいます。
年齢が上になるほど蚊に刺された痒みは
だんだん感じなくなると言いますが
逆に赤ちゃんや小さい子供ほど
痒みを感じやすくなったり、
アレルギーが強いことも。
ただ子供の場合は走り回るのに夢中で
痒みに気が付かないことも多いので
知らないうちに赤く腫れていて大変!
なんてことも少なくはありません。
そんな虫刺され、薬を塗っても治らない時は
まずアレルギーを疑ってみましょう。
また体質によって化膿する人もいますが
市販薬で治らない場合は必ず病院です。
市販薬の中でも弱いもので治る人は治りますが
掻きむしりすぎて傷が可能してしまう場合や
体内の抵抗力が落ちている場合は
腫れが酷くなってしまう場合も出てきます。
ある程度冷やしたり、市販薬でも
酷くなってきているという時は
迷わず病院を受診すると思わぬ皮膚トラブルに
合わずに済みます。
跡も残りにくいので女性に嬉しいですね。
子供の場合は虫刺されを掻かないように
かゆみ止めパッチもありますので
状況に合わせて使っていきましょう。
使っていきたい市販の薬ですが
ステロイドは炎症を鎮める役割
抗ヒスタミン剤は痒みを沈めてくれる役割
抗生物質は化膿を押さえてくれる役割です。
痒みが弱いものであれば
抗ヒスタミンで十分!
ステロイドはちょっと腫れてる
という時に使いましょう。
ステロイドと聞くと抵抗がある人もいるのですが
ちょっと虫刺されで使うくらいなら
影響はありません。
市販薬で対処する場合は、
ある程度効果を覚えて状況によって
薬を選ぶことも大切になってくるんですね。
虫刺されのかゆい症状が治らない?腫れるなどの症状が出たら要注意!
虫刺されはかゆいものですが
痒みが収まらなかったり、腫れてきたりと
症状が出てきた時は注意しましょう。
この状態は結節性痒疹かもしれません。
結節性痒疹(けっせつせいようしん)とは
虫刺されなどをずっと掻いていることで、
茶色になり少し皮膚が盛り上がってきている
状態のことを言います。
長いと夏に刺されて、冬になっても
治らないこともあります。
こうなったら病院に行かないと、
適切な治療ができない状態になってます。
皮膚科の病院で、ステロイド外用剤や
かゆみ止め飲み薬を処方してもらいましょう。
しかし悲観する必要はありません。
皮膚科の先生によると、痒みが止まらないから
と病院に受診する人も結構多いのだとか。
気になったらできるだけ早めの受診を
済ませたいですね。
虫刺され中々治らないのは病気?虫刺されが引き起こす怖い病気あれこれ!
虫刺されが引き起こす病気には
先程の結節性痒疹を含めて
他にも様々な皮膚の病気が出てきます。
まずは急性痒疹、先程の結節性痒疹の親戚で
アレルギーに近い反応です。
痒みが非常に強く小さい凝りがあるのが特徴で
慢性化してしまうと、固定蕁麻疹
という状態になります。
またかきむしっていくことで、
傷口に菌が入り化膿や水ぶくれ、かさぶた、
とびひを起こすこともありかきすぎの状態によって
弊害が出ることもあるんですね。
虫刺されというと蚊を連想するので、
怖く感じませんが同じ虫刺されにも
ハチやツツガムシなどの毒針を持っている虫に
刺されてしまうことも虫刺されに含まれています。
アナフィラキシーショックを引き起こすハチ
高熱を引き起こすツツガムシは
山の中で出会うことが多いため
あらかじめ対策も必要となってきます。
蚊も侮ると大変!
蚊刺過敏症という生まれつき
蚊に弱い人もいるため特に赤ちゃんの時は
気にしてあげる必要がありますね。
まとめ
虫刺されが治らないときの薬には3種類あり
炎症を鎮めるステロイド
痒みを沈めるヒスタミン
化膿を抑える抗生物質となっています。
虫刺されは自然に治ることが多いのですが
掻きすぎたり、その時の体調などで
治りにくいことがありますので
まずは軽い虫刺されにきく
ヒスタミンから試してみましょう。
ステロイドは虫刺されで使うくらいであれば
人体に害はありませんので、適量をしっかり塗り
早めに対処することが大事になります。