春分・秋分・夏至・冬至

冬至の食べ物や風習を知ってるとハナタカさん!?日本の伝統は深~い話!?

 

冬至についてあなたはご存知ですか。

 

冬至とは二十四節気の1つで、

立冬と立春の真ん中にある節気です。

 

1年の中で最も昼が短く夜が長い日である

と言われています。

 

逆にいうと、この日から昼の時間が

だんだんと伸びていくことから、

古来から冬至の日は

太陽が新しく生まれ変わる日とされ、

盛大にお祭りなどが執り行われてきました。

 

また、この冬至の日から

運気がだんだんと上昇していく

とも言われています。

 

では、冬至の日には一体何をして

過ごすのでしょうか。

 

冬至の代表的なものが

「ゆず湯」「かぼちゃ」です。

 

ゆず湯に入り、かぼちゃを食べて

風邪に引かないことを祈ります。

 

ゆずにはリモネン

βカロチンなどが含まれていて、

新陳代謝を活発にします。

 

昔から冬至にゆず湯に入っていたのは

「特別な日に体を清める禊(みそぎ)」

の意味合いが強かったようです。

 

また、冬至には「ん」の付くものを

食べる「運」が呼び込める

と言われています。

 

その言い伝えから

「かぼちゃ=南瓜(なんきん)」を食べるようになった

と言われています。

 

冬至の食べ物は、地域で差があるのか?う~ん、と唸るところに意外な事実あり!

 

 

 

冬至の食べ物で有名なのは

「かぼちゃ」ですが、

地域によって差があるようです。

 

その中のいくつかを紹介します。

 

1.いとこ煮

 

いとこ煮は北陸や奈良県、山口県で

郷土料理として食べられている料理です。

 

かぼちゃと小豆を甘く煮たもの

一般的なスタイルとなっています。

 

しかし、地域によっては

かぼちゃではなく他の根菜であったり、

煮物ではなく汁物であったりと

違いがあるようです。

 

2. ほうとう

 

ほうとうは山梨県の郷土料理です。

うどんにかぼちゃや人参などの

野菜を入れて煮込んだ料理になります。

 

古くから冬至の時期に

食べられてきた料理ですが、

最近では夏場に食べる「おざら」

という料理も人気なようです。

 

3. 砂おろし

 

砂おろしは北関東で食べられている郷土料理で、

こんにゃくを使います。

体に溜まった老廃物を出す

という意味があります。

 

こんにゃくは

非水溶性の食物繊維が含まれており、

体の中で溶けずに腸まで運ばれるため、

有害物質を体外へ排出するチカラを

持っています。

 

4. トゥンジージューシー

 

沖縄県で食べられている郷土料理で、

豚肉・人参・しいたけ・かまぼこなどを

入れた炊き込みご飯です。

 

火の神や仏壇にお供えをして、

家族で頂くという家族の健康と

子孫繁栄を願う習慣があります。

 

トゥンジーとは冬至のことで、

ジューシーとは炊き込みご飯のこと

指しています。

 

このように、地域によって

食べられている料理が違います。

 

この他にもたくさんの郷土料理があるので、

調べてみると楽しいかもしれません。

 

冬至の食べ物ってご存じ?日照時間が一番短い日がヒントですが?

冬至には「ん」が付くものがいい

と言われていました。

 

その中でも特におすすめ

と言われているのが「冬至の七種」です。

 

  • 南瓜(なんきん)=かぼちゃ
  • 蓮根(れんこん)
  • 人参(にんじん)
  • 金柑(きんかん)
  • 銀杏(ぎんなん)
  • 寒天(かんてん)
  • 饂飩(うんどん)=うどん

 

これらの7つは

「ん」が2つも入っているので

特に縁起がいいものとされています。

 

これらの他にはミカンや大根などの

「ん」が付く食材も縁起がいいもの

とされています。

 

「冬至の七種」特別な食材などではなく

スーパーでも簡単に手に入る食材ですので、

ぜひ試してみてください。

 

まとめ

 

冬至は1年で最も昼が短く夜が長い日です。

 

古来から、

冬至の日から運気がだんだんと

アップしていくと言われています。

 

そんな冬至の日に食べるといい食材が

「ん」が付く食材です。

「ん」が付くものを食べると「運」を

呼び込めると言われており、

かぼちゃ(なんきん)が冬至の

代表的な食材となっています。

 

「冬至の七種」は名前に「ん」が2つも付き、

特に縁起のいい食材とされています。

 

冬至の日に「ん」の付く食材を

美味しく食べて健康に過ごしましょう。