無農薬野菜をご家族に食べさせたい!
そういう目的で家庭農園を始める人
今すごく増えているんですって!
そこで一番多い質問は水やりのコツ。
トマトは水やりのタイミングや加減によって
大きく味が変わってきてしまうという
繊細なお野菜なんです。
そもそもトマトはどこで生まれた野菜か。
トマトはペルーなどで生まれたってことは
ご存知でしょうか?
ペルーは乾燥地帯ですね。
え、そんなことどうでもいい?
そんなことはありません!
だって、北海道生まれの人はクーラーがないと
なんだか暑い沖縄はキツイというじゃないですか。
つまり快適な環境が必要ということです。
トマトの場合、
ペルーは乾燥地帯ですから
水やりは少ないほうが甘くておいしい
本来トマトが持っている美味しさが
引き立ってくるということに繋がります。
また水を蓄える力が、
トマトはそこまで強いものでもありません。
あまり水をあげると実割れと言って
トマトの実が名前の通り、
割れてしまうこともあります。
そのためトマトが水分を欲しがる時間帯
朝早くから午前中に土が湿る程度の
水をあげるのが正解、ということですね!
トマト栽培はハウスで?水分管理がし易く、どの品種でも育てられる!
ついついプランターで始めてしまう
家庭菜園ですが、可能であれば
トマトなどの栽培はハウスで行うのが
最も適していると言われています。
ハウス内で育てることで、
虫の問題や日照、水害に関する問題など
余程の異常事態で無い限りは
心配することがほとんどありません。
また水分の管理も、目に見えてわかりやすく
水分の管理が非常にしやすいため
どんなトマトでも育てることができます。
特にトマトは水分や湿気が強い場所を
非常に嫌う性質があるため
土が湿っているなら無理に水を
与える必要も無くなります。
雨の日も、豪雨にならない限り
地面の中の水分で生きていけますし
水で流されなければ修復も
ある程度簡単に行うことができるのです。
もちろんハウスには、ハウスに必要な
お手入れや育て方も出てきますが
プランターで育てるよりは遥かに
管理がしやすいことは言うまでもありません。
広い場所が取れるのであれば
ハウスにして家庭菜園を始めるのも
1つの方法と言えるでしょう。
トマト栽培の支柱?背が高くなる植物の為、支柱が無いと倒れる危険!
さあまだトマトで大事な部分が
もう一つ、残っていますよ!
それはトマトには支柱が必ず必要
だということです。
トマトと言う植物は、上に上に成長する
という特徴を持っているため
どんどんと背が高くなっていきます。
当然ながらそのまま実がなれば
自重でトマト自体がダメになってしまい
実どころか、根まで使い物に
ならなくなってしまいます。
そこで必ず使いたいのが支柱です。
支柱があることでどんどん蔦を絡ませて
強くなっていき、しっかりとした
実をつけていくことができるんです。
支柱を建てるタイミングは
一番最初、苗の植え付けのときに
立ててしまって問題ありません。
なんと言っても途中で立てると
根っこや茎が傷んでしまうため
トマトをダメにしてしまうことも
少なくはないためです。
大体畝の方に10センチくらい
長さは2メートルほどの支柱を立てると
安心して植えておくことができますよ。
まとめ
トマトの栽培で最も大事なポイントは
なんと言っても土の水分量です。
トマトはペルー原産であるため
乾燥を好み、あまり水分や湿気を
好まないという性質があります。
そのためできるだけ土は湿らせる程度。
朝早くから午前中の、水をたっぷり
1日かけて消費できるような時間が
必要なんですね。
また上に伸びるという性質を持っているので
苗を植えるときにそのまま支柱も
立ててしまうと後が楽です。
後で支柱を立てるとなると
トマトが傷んでしまい、最終的に
そのまま枯れることも考えられます。
家族や自分に、美味しい野菜を作ることは
並大抵のことではありません。
しかし出来上がった後の喜びは
なんともいえない嬉しさですよね。