ガーデニング

植物に栄養の与えすぎかもしれません?育てている植物がすぐ枯れてしまう…

 

肥料には三大要素と呼ばれる

大切な成分があり、それを知っておくと

観葉植物にどの肥料を与えればよいのか

分かるようになります。

 

窒素(N)…タンパク質を作り緑葉素の

元になる成分で、葉や茎を育てます。

リン酸(P)…植物の細胞質の成分になり、

花と果実を育てます。

カリウム(K)…植物全体の育成に大きな

役割のある成分で、根や茎を育て、

病気や害虫に対する抵抗力をあげます。

 

市販されている肥料には、

N5:P5:K5などと記載されています。

15:15:20など、この数値が

大きい程濃度が高くなり、

施す量は少なくて済みます。

 

しかし、その分扱いが多少難しくなります。

他にも観葉植物の育成には、

カルシウム(Ca)マグネシウム(Mg)

イオウ(s)、鉄(Fe)銅(Cu)

他5種類が必要ですが、

まず肥料の三大要素とその役割を知っていれば

肥料やりに困ることはないでしょう。

 

植物の栄養剤の使い方と正しい水やり?健康にすくすくと育てるために!

観葉植物の栄養剤とは肥料成分を

少し含んだ生長補助剤のことを意味します。

肥料と合わせて利用されることが多く、

別名「活力剤」とも呼ばれています。

 

カルシウムや鉄、アミノ酸などが

豊富に含まれており、「発芽」や

「葉のツヤ」など、植物の健康促進や

部分的の生長をサポートするために

使われてきました。

 

観葉植物の栄養剤は、 

夏の暑さや冬の寒さで元気がないとき、

葉っぱのツヤが落ちてきたタイミングで

使うのが良いでしょう。

 

また、根付きのサポートが目的なら

挿し木や株分け、植え替えの後に与えてください。

 

次に水やりについてです。

観葉植物には様々な大きさがあり、

それに合う大きさのPOTのサイズも様々です。

 

同じ種類の植物を同じ場所に置いた場合でも、

POTの大きさによって水やりのタイミングは

違ってきます。

POTが大きいほうが、土の量が多いため

土の乾きがゆっくりです。

 

いろんな大きさの観葉植物を育てている場合、

全ての植物を同じ間隔で与えると

大きい観葉植物の土は水の与えすぎとなります。

 

植物に栄養補給を液体肥料で!元気がない…もしかしたら栄養不足かも?

観葉植物の肥料は、栄養不足によって

元気を失い弱ってしまった観葉植物に、

栄養をしっかりと与え、再び元気を

取り戻してもらうことができます。

 

観葉植物に元気がなく、

弱ってきていると感じたときには、

一度肥料を試してみることが大切です。

 

観葉植物の肥料は様々な種類がありその中から、

状況にあった最適なものを選ぶ必要があります。

 

また与え方を誤ってしまうと、

植物に元気を与えるどころか

枯らしてしまう原因にもなってしまうため

肥料の使用には注意が必要です。

 

しかし、やってはいけないこともあります。

1つ目は「肥料を与えすぎないこと」です。

肥料は与えすぎてしまっても肥料焼けをおこし、

枯れてしまう原因になります。

 

2つ目は「根が傷んだ観葉植物に

肥料を与えないこと」です。

弱った観葉植物は栄養不足以外にも、

水分不足や根詰まりなどが原因に

なっている場合があります。

 

こうした原因から

根が傷んでしまった観葉植物に、

肥料を与えると逆効果になります。

 

まずは日当たりや風通しなどの

基本的な環境の改善を考えていきましょう。

 

3つ目は

「肥料は絶対に混ぜ合わせないこと」です。

これは植物にとって悪影響をおこすだけでなく、

場合によっては化学反応によって

毒ガスが発生し命にかかわります。

非常に危険なため、別々の肥料は絶対に

混ぜ合わせないように注意しましょう。

 

まとめ

 

今回は、観葉植物についてお話してきました。

癒しを与えてくれる観葉植物ですが、

お世話をするとなると色々と気を使います。

 

同じ生き物ですから、少しでも長く

元気でいて欲しいですよね。

栄養剤などを上手く利用しながら

お世話してみてはいかがでしょうか。