お盆

お盆の墓参りはなぜする!?先祖の霊が帰ってくるから、お迎えに!?

 

暑い日にお盆で外に出ないといけない。

考えてみると不思議な話です。

だって家の前には既に迎え火もあるし

お墓にだって行けない場合もありますよね。

 

でもお墓に行けるお家はできるかぎり

お墓参りはしたい所、という日本の行事が

「お盆」という行事なんです。

 

ところで、

どうしてお盆にはお墓参りに

行かないといけないのか

あなたは誰かに聞かれた時、

きちんと答えることができますか?

 

はっきりと答えられる人はそんなに多くありません。

答えが出なかったとしても、恥ずかしくはありません。

なのでここでしっかりと、答えられるように

正しい答えを知っていきましょう!

 

お盆にお墓参りする理由は簡単です。

まずはお墓をきちんとキレイにしておく為

日本にはお彼岸が2回あるので

お盆を入れたら合計年3回は行くことになります。

 

そのため、それ以外にお墓に来られない人が

きちんとお墓をキレイにするために

この日が設けられているんですね。

 

それともう一つ。

お墓にいるご先祖様をお家に連れて帰るため。

これは1つの説なのですが、迎え火だけでは

やはり目印だけで心もとないですもんね。

 

そこで実際におうちはこっちですよ!と

お家へ直接ご先祖様を連れて帰るために

お盆にお墓参りをするんです!

 

お盆の墓参りはしない?ご先祖の供養をしないと、悪いことが起こる!

 

ではお盆に墓参りをしないと

一体どうなってしまうのでしょう?

先程も触れましたが、迎え火も炊いているし

今は仕事に旅行と大忙しです。

 

それに霊園も大渋滞でそもそもお墓に行くのも

嫌になってしまいます。

そういう人ってやっぱりバチ当たりなんでしょうか?

悪いことが起こってしまうとかあるんでしょうかね?

 

正解は「そんなことはない」ということです。

 

もちろんご先祖の供養をしないと

なんだかちょっと…となってしまいますが

普段から手を合わせたり、気にかけていれば

それはご先祖を供養していると同じなんです。

 

心のなかで手を合わせるだけでも良いので

ちょっとはご先祖様のことを

気にかけておきましょう。

お墓をキレイにできれば一番なのですが

やはりそこはお家の事情もあります。

 

ご先祖様の供養には、

その気持や感謝の念を持ってご先祖様のことを

思うことなんですね!

 

お盆の墓参りは12日?霊が戻るのは8月13日。掃除は12日迄に!

 

お盆のお墓参りに行く時

いつに行こうか悩んじゃいますよね。

 

地域によって7月か8月か

つまり世間で言う旧盆かお盆時期か

多少の違いはあるのですが

大体13日から16日になります。

 

つまり霊が戻るのは13日から16日なので

13日にお墓へご先祖様を迎えに行きます。

 

生きているお客さんを前提にしてみましょう。

大体「明日○○さんが来るから、

今日中に片付けなきゃ!」

もしくはズボラな人は午後にお客さんが来るから

午前中に片付け終わらせないと!となりますね。

 

つまりお墓のお掃除は最低でも

12日までには済ませてから、

13日に改めてご先祖様を

迎えに行くのがベスト!

ということです。

 

13日に掃除してもいいじゃーん!と

思ってしまいますが、

お盆の言葉に「迎えは早く、送りは遅く」

という言葉もありお迎えは13日の午前中に

行くことがほとんどです。

 

特にお墓参りに決まった時間はありませんが

12日にはお迎えの準備を

済ませておきたいですよね。

 

まとめ

 

お盆にお墓参りに行くのは

ご先祖様を迎えに行き、迷わずに

自分の家へお迎えするためです。

 

そのためご先祖様が来る13日の前日

12日にはあらかじめお墓の掃除を

済ませておきたいところですね。

 

またお盆にお墓参りに行き

いつも無事に生きていけている感謝

自分たちがいることへの感謝

手を合わせながら伝えるという目的もあります。

 

お盆はご先祖様と同じように自分自身にも

向かい合ういい機会です。

墓石を磨いたり、草むしりをしたり

家族と同じようにお世話してあげましょう。

 

どうしてもお墓参りに行けなくても

心のなかで手を合わせ、感謝や

自分があることの意味を考えながら

過ごすことでも、きちんと意味がありますよ。