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イヤホンの断線の修理?ホントに困る!それ…自分で出来るのはご存知?

 

こんにちは。

有線イヤホンについてお話したいと思います。

 

最近は無線(ワイヤレス)のイヤホン

かなり普及してきており、

有線の人気も衰えてこようかと

思いましたが未だに人気は健在です。

 

  • 音がいい(データ圧縮などによる音質の差など)
  • 拡張性がある(プレイヤーを変えたり
    アンプを増やしたり…)

 

などが今も有線イヤホン人気を支える

理由になっているようですね。

 

そんな根強い人気のある有線イヤホンですが、

ユーザーなら分かるでありましょう、

有線イヤホンの永遠の悩み・・・

 

それは「イヤホンの断線」です。

 

新品を購入する時に思うこと・・・、

「今回は絶対に断線させない!」

そう言い聞かせて大切に大切に

使っていたつもりだったのですが、

ある日の朝、普段どおりに通勤通学の準備をし

有線イヤホンを耳に装着して

ミュージックプレイヤーを起動すると

音が片側だけ聞こえない・・・。

大抵このパターンですよね・・・。

 

試しにコードの根元部分を押したり

接触させてみて部分的に音が

直るようであれば「プラグ」部分の

断線かと思われます。

 

こんな時、多くの方が試すのが

「接触のいい箇所でケーブルをテープか

何かで固定する」

といった応急処置ですが、あくまで

一時的なものですぐに再発してしまい

結局また購入することに・・・。

 

そんな輪廻を断ち切るべく

今回はイヤホンのプラグ部分で

断線してしまったイヤホンを

ご自身で修理、復活させる方法を

ご紹介しちゃいます!

 

断線してしまったイヤホンを自分で修理する方法

 

□ご自身で修理をされる前に

以下の確認を必ず行うようにして下さい。

修理するイヤホンにメーカーの保証が

残っていないか?

大抵のイヤホンには「1年間のメーカー保証」

付いていることが多いです。

断線による故障の場合、メーカー側での

無償修理または新品交換など

購入したメーカーの保証サービス

受けることが可能です。

まずは保証についてメーカーに

問合わせることをおすすめします。

 

有料の修理サービス専門店と

価格を比較してみる

メーカーの保証期限が切れていても

有料で修理サービスを受けたり、

専門店で修理を受けることが可能です。

メーカーの場合高品質な修理で

ほぼ確実に直してもらえますが、

メーカーによりかなり高額な修理代を

請求されたりします・・・。

専門店での修理が安く、そして確実かと思います。

専門店を利用するとプラグの

断線の修理を依頼した場合、

だいたい4000~5000円程度で

対応してくれるところが多いと思います。

さらに店舗に持ち込むことで

更に割引きが期待できる店舗もあります。

 

ご自身での修理と比べるとコストはかかりますが、

確実性で考えると安心ですね。

 

□ご自身で修理するメリットと

デメリットについて

先にメーカーや専門店での修理について

ご紹介しました。

次にご自身での修理のメリットと

デメリットについてお話しましょう。

 

ご自身で修理するメリット

  • メーカー、専門店などの有料の
    修理サービスよりも安価で修理が可能。
  • 最初に修理に必要な道具を揃えてしまえば
    今後は部品代だけで修理できる。
  • 自分で修理するのでイヤホンに愛着が湧く。

こんなところでしょうか?

やはり安価で修理できるのが魅力的ですね。

 

次にご自身で修理する場合の

デメリットについて・・・。

  • リスクや手間を考えた場合、
    有料修理に出すか買い替えた方が良い場合も。
  • 常に失敗のリスクがある。
  • ご紹介する修理法に合致しない故障も考えられる。

リスクもそれなりに存在しますね。

 

上記のリスクを良く読まれて

じっくりとご検討されて、

やっぱりご自身で修理をしてみたい!

という方は先に進みましょう!

 

□イヤホンの修理に必要な道具と大まかな費用

ご自身で修理されるにあたって、

まずご紹介するのが必要な道具と

大まかな費用です。

道具といっても揃える物はそれほど

多くありませんよ。

イヤホンの修理に必要な道具

  • はんだこてセット
    はんだこて はんだ台 はんだ鉛 吸い取り器
    テスターなどが入ったセットで平均3000円前後
  • 交換用の端子が平均500円前後

合計約3500円ですが、はんだこてセットは

初回のみの出費なので2回目以降は

交換用の端子代500円のみで修理が可能です!

 

□イヤホンの修理の手順

1.断線してしまったプラグを切り取る

まず断線したプラグをニッパーや

ハサミなどで切断します。

切断したプラグは捨ててしまって構いません。

 

2.導線を露出させる

プラグカッターなどで導線を露出させていきます。

1.5cm程あれば問題ありませんが、

初心者の方は3cm程度露出させて

おいた方が良いでしょう。

 

露出させた導線の構成を見てみましょう。

一般的な構成として内部は以下の構成に

なっていると思います。

  • 赤い線—–右側の音を伝える線であることが多い
  • 青もしくは緑の線—–左側の音を
    伝える線であることが多い
  • ブロンズ—–GNDといわれ、
    右と左どちらにも大切な線

3.新しいプラグの準備

基本的にプラグ本体、プラグカバー、

チューブカバーの3点が入っていると思います。

まず、ケーブルにプラグカバー、

次にチューブカバーの順番で通しておきます。

この時プラグカバーの向きを

間違えないよう注意してくださいね。

4.はんだこての準備

はんだこてを通電し、はんだ台に

セットしておきます。

設定温度は一般的な350℃前後で

良いかと思います。

くれぐれもやけどには注意してください。

また、金属の蒸気が発生するので

換気をすること!

5.はんだ付け作業

はんだ付けの工程については

「慣れる」しかありません。

分かりやすく動画で説明されている

サイトを見つけました。

片方の音声は英語ですが映像が

とても分かりやすいので参考にされてください。

動画出典元:https://youtu.be/t6yBlILmf0U

動画出典元:https://youtu.be/wYH1KZ_14uE

6.プラグカバーの取り付け

はんだが固まり、熱も冷めたら次は

プラグカバーを取り付けます。

この作業はやけどに気をつけて

熱が冷めてから行なうようにしましょう。

7.チューブカバーを取り付け

はじめにコードに通したチューブカバーを、

コードの接合部を覆うようにして取り付けます。

8.プラグカバーをまわして装着する

9.試聴テスト

10.問題なければ完成、お疲れ様でした!

 

いかがでしたか?

はんだ付けの工程さえ気をつければ

何とかなりそうですね!

 

イヤホンが断線する原因TOP3!大切にしてたのにこんなことで…

断線したイヤホンの修理について

ご紹介しました。

これでいざという時の対応も出来て

かなり安心できたかと思います。

 

しかし、イヤホンが断線してしまって

新品を購入するたびに

「今回は絶対に断線させない!」

そう言い聞かせて大切に大切に

使っていたつもりが、気がつけば

また同じような断線の仕方をしている・・・。

 

あなたと同じ気持ちでイヤホンを

愛する方々はどうなんでしょうか?

 

イヤホンが断線する原因を調べてみました。

 

イヤホンのコードをきつく巻いてしまっている

通学や通勤の途中で音楽プレイヤーや

スマートフォンをかばんやポッケにしまう時に

スマホなどに「クルくるっと!」

やっていませんか?

 

帰りに聴くのでと軽い気持ちで

やっている事と思いますが、

細いケーブルに圧力が、特に本体の

カドにかかる部分はかなりの負担が

かかっていると思われます。

 

思い当たる方・・・多いのではないでしょうか?

 

②イヤホンのジャック部分を折り曲げている

こちらも①の原因と同じ状態でおきる

断線の原因です。

ケーブル部分よりゴツく作られている

印象がありますが、それだけ大事な箇所であり

断線しやすい箇所であるということです。

 

③イヤホンコードをキツク縛っている

この行為は「断線してください」

とお願いしているようなものです。

軽い気持ちでやってしまっているかと思いますが、

あなた自身からダメージを与えてしまっています。

 

いかがでしょう?

故意でやってる事はもちろんないにせよ、

軽い気持ちで上記のどれかをやってしまった事、

ありますよね?

 

その「軽い気持ち」の積み重ねが、

いつのまにかイヤホンのケーブルや

プラグに対して致命的なダメージを

与え続けていたのかもしれませんね・・・。

 

イヤホン断線の対策!原因がわかったら次は対策!大切なイヤホンを守ろう!

イヤホン断線の原因がわかったところで、

次は大切なイヤホンを守るための

対策を学びましょう!

 

①イヤホンのケースに入れて持ち運ぼう

基本的にはイヤホンを購入した際に付いてくる、

紙製もしくはプラスチック製のもので

構わないと思います。

カバンにしまう時にケーブルを

音楽プレイヤーやスマートフォン本体に

巻きつけるクセをやめて、

本体から外すのはちょっと面倒くさいですが

ケースにしまってあげる事で

大切なイヤホンの寿命はだいぶ

長持ちすると思います。

 

②イヤホンが断線しにくいやさしい結び方で

①の方法でイヤホン断線はだいぶ解消されると

思いますが、ケースがない、忘れてしまった

などの時にはこちらの「ハチの字結び」

という結び方をご紹介します。

 

これはイヤホンに負荷がかからず、

断線しにくいといわれています。

  • イヤーのピースを左手中指と左手薬指に
    挟んで固定します。
  • 固定したら両脇の人差し指そして小指に
    「八の字」に巻きつけます。
  • そのあと先端の部分をだいたい
    20センチほど残して指から取り外し、
    ハチの字の中央の部分に緩めに
    巻きつけて固定します。
  • その巻きつけた部分に先端を通して
    固定すれば完成です。

 

いかがですか?

最初は難しいかと思いますが、

慣れて習慣化するようになれば

断線もグッと減ると思いますよ。

 

断線し辛いイヤホンを選ぶ

購入時に断線しにくいイヤホンを

買ってしまうのもありかと。

 

先端部分がまっすぐの

「ストレート」タイプに比べて、

「L字」タイプの方が折れ曲がりづらいため

断線しにくいです。

 

まとめ

 

いかがでしょう?

上記以外に無線タイプを選択するのも

ありかと思います。

ただ、無線には無線のメリット、

デメリットがあるかと思います。

じっくりと検討されることをおすすめします。