お子さんに、「恵方巻きって何?」
と聞かれた時あなたは
どのように説明しますか?
節分の時に食べる恵方巻きですが、
なんのために食べるのでしょうか。
節分になると豆をまき、年の数だけ豆を食べ、
玄関にはイワシの頭を刺した柊の枝ですよね。
節分は、お正月も過ぎ春の到着を待つ間の
ささやかな行事でしたが、
近年は恵方巻を食べる
イベント的な日になりました。
節分が近づくと、
恵方巻きの注文をするご家庭も
多いのではないでしょうか。
恵方巻きをなぜ節分に食べるのか、
会話風にご説明していきます。
このような感じでわかりやすく
説明してあげるとよいでしょう。
「長生きできますように」の部分を
「良いことがたくさんある年になるように」
「健康でつよい子になるように」
などと付け加えるのも良いでしょう。
恵方巻きはいつから始まった?150年前大阪商人が厄払い、商売繁盛願って作った!
恵方巻きについては諸説ありますが、
江戸時代から明治時代にかけて、
「商売繁盛、無病息災、家内円満」
を祈願する風習として、
大阪の中心地、船場の商人たちの間で
始ったとされています。
その後、大阪を中心に、
「節分にその年の恵方を向いて、
巻寿司を無言で丸かぶりすれば、
その年は幸運に恵まれる」
と、伝えられるようになり、
庶民に浸透していきました。
実は恵方巻きという名前としての
歴史は浅いもので、
その名称はセブンイレブンが
商品化にあたり考えたものでした。
全ては販売業者の施策により
恵方巻きが誕生したというわけです。
販売業者の努力の販売促進を
おこなったおかげで、
2002年にはほとんど
認知されていなかった恵方巻きが、
2009年にはほとんどの人に
認知されるまでになりました。
恵方巻き由来を簡単に言うと?大阪商人が幸運巻きずしを売り出し、大ヒット!
恵方巻きについてはもともと諸説あります。
そのひとつに、江戸時代に大阪で
「幸運巻き寿司」を節分に食べる習慣から
始まったとされる説があります。
恵方巻きの長い形は、
「長生きできるように」との願いが
込められています。
そして恵方巻きには7種類の具材が
入っていますが、
これは七福神に由来するものだと
考えられています。
そのため、縁起物として
恵方巻きが節分に食べられています。
ちなみに恵方巻きというのは
昔からある名前ではありません。
以前は「太巻き寿司」「丸かぶり寿司」
などと呼ばれていました。
恵方巻きは、
江戸時代から明治時代にかけての
大阪の花街で節分をお祝いしたり、
商売繁盛を祈ったりしたのが
始まりといわれています。
花街で商人や芸子たちが
節分に芸遊びをしながら商売繁盛を祈り、
食べていました。
まとめ
今回は、恵方巻ついてお話してきました。
今ではすっかり馴染みのある恵方巻きですが、
実はつい最近浸透してきた
文化だったのですね。
しかも、あの有名なコンビニエンスストアが
売り出しに力を入れていたことには
びっくりですね。
なぜ節分に恵方巻きを食べるのか、
お子さんに正しく教えてあげてくださいね。
そして、無病息災、健康を祈って
美味しく食べましょう。