こどもの日は端午の節句ともいわれており、
子どもたちがみんな元気に育ち、
大きくなったことをお祝いする日です。
特に生まれて初めて迎えるこどもの日を
「初節句」と言って、
生まれた子どもの健やかな成長を祝う、
特別な日とされています。
こどもの日、端午の節句、初節句
という言葉は聞いたことがあると思います。
しかし、実際に何をする日なのか
あなたはご存知でしょうか。
今回はこどもの日に何をして
お祝いするのかをご説明します。
こどもの日にすることって何?こどもの日に何する?
端午の節句では昔から
行っていることが4つあります。
まずはそちらをご紹介します。
1.五月人形を飾る。
兜や鎧には「勝負」や「強さ」を連想させます。
昔からこどもの日は男の子の成長を祝う
という意味合いが濃く残っています。
「強さ」の象徴である兜等を飾ることで、
強く逞しく賢い大人になってほしい
という意味が込められています。
2.鯉のぼりを飾る。
鯉はとても強い魚で、
中国の古典にある急流の滝を
登り切った鯉が、竜になり
天に登ったという「登竜門」の伝説から、
我が子が健康で強く育ち、
将来出世できるように
との意味を込めて飾ります。
3.柏餅やちまきを食べる。
柏餅は「子孫繁栄」の意味が込められた
縁起のいい食べ物と言われています。
ちまきは「無明息災」という意味が
込められています。
子どもの「子孫繁栄」と
「無明息災」の願いを込めて、
こどもの日に食べるようになった
と言われています。
4.菖蒲湯に入る。
菖蒲湯とは浴槽に菖蒲の葉や根を入れて
入浴することです。
端午の節句はもともと菖蒲を使った
厄払いの行事でした。
古くから菖蒲には厄除けの効果がある
と言われており、大切な子どもの
「厄払い」と「健康促進」のために、
こどもの日に菖蒲湯に入るように
なりました。
こどもの日すること一位は柏餅を食べる!食べたら何処に遊びに行く?
あるアンケートによると
子どもの日にすることの1位は
柏餅を食べることでした。
昔は五月人形を飾ったり、
鯉のぼりを飾ったりすることが定番でしたが、
最近では簡単に用意できる
柏餅が人気のようです。
また、年が上の世代ほど
こどもの日らしいことをやっていて、
若い世代になればなるほど、
子どもの日らしいことはしなくなる
という結果も出ています。
最近では、子どもの日らしいことはせずに、
子どもの好きなおもちゃを買ってあげたり、
子どもが楽しめる場所に連れて行ったりして
楽しむ家庭も増えてきているようです。
そこで、子どもの日に楽しめる場所を紹介します。
1.遊園地
子どもの日は特別な日とあって、
入園料が無料となったり、
割引されたりする遊園地があります。
子どもたちも普段はなかなか行けない遊園地で
1日中楽しめるでしょう。
2.動物園
遊園地と同じく、動物園でも子どもの日には
入園料の割引があったりします。
また、遊園地では小動物とのふれあい施設や
子供向けの設備が充実している場合も多く、
パパママも安心して楽しめるでしょう。
3.博物館・科学館
博物館・科学館もこどもの日には
割引等しているところが多いです。
博物館や科学館ではただ遊ぶだけでなく、
いろいろなことを楽しみながら
学べるのでおすすめです。
博物館や科学館に行ったことで、
お子様が歴史や科学に興味を
持ち始めることもあるかもしれません。
4.水族館
水族館でも同様の割引サービスを
しているところが多いようです。
近くに水族館がない場合は
少し遠出することで、
旅行気分で楽しめます。
5.イベント会場
こどもの日には各地でいろいろな
イベントが開催されます。
イベント会場はもちろん
ショッピングモール内等でイベントが
開催されることもあります。
そういったところに行くだけでも
普段と違った雰囲気で楽しむことができます。
まとめ
こどもの日は、子どもたちが元気に育ち、
大きくなったことを祝う大切な行事です。
最近では柏餅を食べたり、
簡単な行事をするだけに
とどまっていることも多いようですが、
五月人形や鯉のぼりを飾ったり、
菖蒲湯に入ったり、伝統的な文化を
後世にも伝えていただければと思います。
また、子どもの日は子どもたちが主役の日
とも言えますので、子どもが好きなこと、
楽しめることを1番に考えて、
家族みんなで楽しんでください。