早起きをして毎日のお弁当作りって
意外と大変ですよね。
作り終わる頃にはグッタリ……
なんて日もあることでしょう。
そんなとき作り置きおかずがおすすめです。
時間のある時に日持ちするおかずを
作り置きしておけば、朝詰めるだけで
美味しいお弁当が出来上がりです。
もう1品欲しいときや、
彩りが足りない時にも重宝しますよ。
しかし、作り置きって大丈夫なの?
と思う方もいることでしょう。
そこで作り置きをする時の注意点を
ご紹介していきます。
お弁当を前日に作る際の注意事項として、
長時間置く際の雑菌繁殖を防ぐのが
一番大切になります。
冷蔵したものを常温に戻すと、
菌が繁殖してしまうことになるからです。
ポイントは、
- 冷蔵しておいたおかずを一度 電子レンジで加熱して、
しっかりと 冷やしてから常温で持っていく。 - ご飯だけは朝炊いて詰める。
- 冷蔵しておいたお弁当を冷蔵状態のまま
保冷バッグで持って行って、
食べる前に電子レンジで温めなおす。 - お弁当を冷凍しておき、 冷凍状態のまま持って行く。
昼に自然解凍されて食べごろになる。
電子レンジが無くても大丈夫です。
また、細菌の繁殖を防ぐための工夫をしたり、
冷凍向きのおかずにしたりする・・・等で、
前日にお弁当の作り置きが可能になります。
次はポイントを更に詳しくみていきますね。
お弁当作り置き?前日の弁当は冷まして冷蔵。保冷バッグ利用で食事!
お弁当の作り置きで一番良い方法は、
前日の夜にお弁当を作り、
冷蔵庫に入れておきます。
お弁当箱は電子レンジ可のものにしておきます。
そして朝、お弁当箱ごと一度
電子レンジでチンして、
しっかりと再加熱することです。
(アルミカップは電子レンジで使えないので、
耐熱性のシリコンカップや紙製のカップを
利用するようにしましょう)
その後、しっかりと冷ましてから
フタを閉めます。
きちんと冷ましてからでないと、
お弁当箱の中が蒸れてフタに水蒸気が付き、
食材が傷む原因になるからです。
こうすることで、朝一旦しっかりと
加熱されているために、
そのまま常温で持って行くことができます。
ご飯は一度冷蔵するとカチカチに
なってしまいます。
カチカチのご飯はおいしくないですよね。
ひと手間かかりますが、
ご飯だけは朝炊いて炊き立てをお弁当箱に詰め、
おかず同様しっかりと冷ましてからお弁当箱に
詰めるのが一番美味しく食べられます。
朝、お弁当を温めなおして冷ます時間が
ない場合は、冷蔵庫に保管しておいたお弁当を
温まらないように、冷えた状態のまま
保冷バッグで持って行きましょう。
保冷剤や凍らせたペットボトル等を
一緒に入れて、お弁当の温度が10℃以下に
保てるようにしておきます。
そしてお昼に、職場の電子レンジで
チンしてから食べるようにします。
おかずはチンしなくても、
冷えたままでも問題なく食べられますが、
ご飯だけは、一旦冷蔵してしまうと
カチカチパサパサになるので、
チンしたほうが良いでしょう。
お弁当作り置きのコツ?時短と節約に冷凍食品。安て早く、美味しい!
お弁当作りの時短と節約にぜひ活用したいのが、
冷凍おかずの作り置きです。
空いた時間にまとめて調理して冷凍し、
お弁当に必要な分だけ電子レンジで解凍して
詰めるだけの便利な方法です。
冷凍保存のコツは、空いた時間を使って、
保存がきく常備菜をまとめて調理します。
熱を冷ましたら、お弁当用に使いたい分を
仕分けカップに小分けにして冷凍します。
熱伝導率の高い金属製容器に並べて
ラップやアルミ箔で覆って冷凍すると、
急速冷凍ができて風味が落ちにくく、
美味しさをより保つことができます。
仕分けカップは、紙製・シリコン製・
アルミ製など素材も様々なので、
耐冷温度がマイナス20℃以下のものを
選ぶと良いでしょう。
紙製カップを使う場合には、
耐水性があり形のしっかりしたものを
選ぶようにしてください。
カップおかずが冷凍されて固まったら、
ふた付きの保存容器に移して
そのまま冷凍しておきます。
作り置きの常備菜がたくさん余ってしまったら、
こうして冷凍しておけば、
盛り付けの手間も省けておかずの
バリエーションも広がります。
まとめ
今回は、お弁当の作り置きについて
お話してきました。
家計にも優しくなるお弁当ですが、
朝の忙しい時間帯には少し大変な作業ですよね。
お弁当を作り置きしておくことで、
少しでも朝の時間に余裕がもてるとよいですね。
作り置きのレシピなどもたくさん
紹介されていますので、
ぜひ参考にしてみてください。