鋳鉄製のスキレットはとてもサビやすく、
洗ってそのままにしておくと
すぐ目に見てわかるぐらいにまで
変化してしまいます。
サビつかせないためには、
使用後には汚れをよく落とし、
しっかり乾いた状態で油を薄く塗って
保護・保管が鉄則になります。
しかし、万が一にもサビだらけになってしまった、
そんな経験をした事のある人も
きっといることでしょう。
今回は「スキレットのサビ(錆)を正しく落とす、
スキレットを復活させる方法」を
ご紹介していきます。
タワシで落ちる程度ならばそのまま
ガシガシと洗ってOKです。
それでも強固なサビは「焼き落とし」
「仕上げの金タワシ」の2段階が有効的です。
- バーナーでサビた箇所を焼いて炭化させます。
火傷しないように、ペンチと退化グローブなどを
使いましょう。 - 熱したあとは粗熱を取り、
ぬるま湯で洗っていきます。
金タワシを使ってサビを、ぬるま湯で
流しながら落としていきます。
金タワシが届かない場所は
紙やすりやスポンジを使いましょう。
注意点として、洗剤や食洗機は
絶対に使ってはいけません。 - サビを落としたら、バーナーで温めて
水気を落としていきます。オーブントースターや魚焼きグリルでも
代用できます。 - 乾いたら、食用油を全体に塗りこみます。
スキレットのお手入れこんなに簡単!これなら料理をもっと楽しめる!
スキレットの手入れの仕方は、
購入した時にタグに書かれている場合が
多いですが、簡単にできるお手入れ方法を
ご紹介していきます。
必要なもの
- 食器用洗剤(初回のみ)
- ミトン
- 鍋敷き
- サラダオイルまたはオリーブオイル
- キッチンペーパー
- 箸
- スポンジやブラシ・タワシ
あると便利なもの:重曹、もんじゃ焼きのヘラ
注意点
やけどに注意:必ずミトンを着用
熱くなったスキレットに水をかけない
※割れる場合があります
サビの原因になるので、料理や水を
入れたまま放置しない。
油を入れる時・塗る工程は、
必ず火を止めて行いましょう。
また鉄製のスキレットは非常に
錆びやすいです。
使用後はすぐに洗浄・お手入れを。
料理や水を入れたまま、水や汚れが
付いたまま放置しないことが大切です。
初回の手順
- 洗剤を使って洗い、サビ止め油を落とす
- 火にかけて水分を飛ばす
- 油を塗る:大さじ2杯程度
- 弱めの中火に5分ほどかける
(煙が立ってから1〜2分加熱する) - 洗い終わったら水気を拭き取り、
日にかけて水分を飛ばす。
水分が無くなったらサラダオイルか
オリーブオイルを、全体に行き渡るように塗る。 - 弱めの火にかける。
- 準備完了
使用後
- お湯で汚れを落とす。
汚れが落ちない場合には重曹を使います。
スポンジやブラシを使うと良いでしょう。
※熱いスキレットを水につけると
割れる場合があるので注意しましょう。 - スキレットが冷めてから水につけ、
火にかけて乾かします。
汚れが浮いてきたらタワシやブラシでこすります。 - スキレットが冷めたら
サラダオイルかオリーブオイルを塗ります。 - 新聞紙などで包み、湿気の
少ないところで保存します。
スキレットの蓋のお手入れも忘れずに!サビの予防方法も覚えて完璧!
スキレットの蓋は、スキレットカバーと言います。
スキレットカバーも、スキレット同様、
鋳鉄製なので重みがあります。
重いスキレットカバーを使用することによって、
内部の機密性が高まり、内部に圧力がかかって、
圧力鍋と同じような役割を果たすのです。
スキレットカバーも手入れの方法としては、
上記で説明した通り、スキレット本体と
同じようにします。
火傷しないように注意してお手入れしましょう。
まとめ
今回は、スキレットのお手入れ方法について
お話してきました。
身近なお店でもリーズナブルなお値段で
購入することができるスキレットは、
食卓を彩るひとつの道具として人気です。
正しくお手入れをして、長く使っていきましよう。