漬物は、美味しいお米に良く合う、
日々の食卓によく登場するおかずの
一つですよね。
しかし、毎日のように食べていると、
意外と食費に響いてきてしまいます。
自宅で手づくりの漬物を作ることで、
お財布にも優しく、添加物などの心配もないため、
毎日安心して漬物を食べることができます。
こ自宅での漬物づくりについて
ご紹介していきます。
漬物の容器にも色々な種類があります。
ポイントは、漬けたいものに合わせて
タイプを選ぶことです。
重石なしでつくれる圧縮式
バネ式の蓋がついた圧縮式の即席漬物容器は、
ハンドル操作によって圧力を
かけることができます。
重石なしでも、均等に圧を加え、
しっかりとした味の漬物に仕上がります。
まとまった量をつくるなら重石付き
重石が必要な漬物と、糠漬けのように
重石のいらない漬物の両方がつくれます。
1食分の浅漬けをつくる小型漬け鉢
小型漬物器はガラス製のものが多く、
見た目が涼やかで漬物を
より美味しそうに見せてくれます。
きゅうりの漬物?保存期間は異なる?浅漬け・即席漬けか本格漬け
漬物といえば、「きゅうり」を
思い浮かべる人はきっと多いことでしょう。
けれど、漬物のきゅうりだからといって
保存方法や期間には違いがあります。
| 種類 | 消費期限 | 注意点 |
| ぬか漬け | その日 | ぬか床から出したその日 |
| 浅漬け | 2~3日 | 浅漬けの素使用 |
| 醤油漬け | 10日程度 | 冷蔵庫保存 |
| 味噌漬け | 7日程度 | 冷蔵庫保存 |
| 辛子漬け | 14日程度 | 冷蔵庫保存 |
| ピクルス | 14日程度 | 冷蔵庫保存 |
| 酢漬け | 半年 | 冷蔵庫保存 |
| ぬか漬け | 1年以上 |
※上記の表はあくまでも一例であり、
作り方などによって消費期限は
異なってきますので注意しましょう。
漬物は腐らない、あるいは日持ちするもの
と思っている人は多いことでしょう。
漬物は塩漬けされているのだから大丈夫という、
安心感があるからかもしれません。
しかし最近の漬物は日持ちしないものも
多くなっています。
特に浅漬けなど、短時間で漬けられるものほど、
保存できる期間が短くなります。
最近の漬物に腐りやすいものが多いのは、
漬物が含む塩分と関係があります。
塩には漬物を腐りにくくする効果があり、
塩が多いほど保存がきくようになります。
しかし健康を考えて低塩分の漬物が
好まれるようになり、塩が少ない分、
漬物が腐敗しやすくなっているのです。
きゅうり漬物の長期保存レシピ?ぽりぽり漬けは冷蔵庫で1週間保存!
ここで、きゅうりの漬物の
長期保存レシピのひとつである、
ぽりぽり漬けをご紹介していきます。
材料 (10人分)
- きゅうり2Kg
- 塩(下漬け用)130g
- ☆ザラメ400~500g
- ☆酢180cc
作り方
- きゅうりは漬け込んでいるうちに縮むので
スリムよりも中、太めを選ぶと良いでしょう。
漬物容器や無ければ大鍋、ボウル等に
きゅうりを一段並べるごとに塩を振り
なるべく隙間なく詰めます。 - 漬物用の落し蓋又は皿を乗せ重石
(無ければ水を入れたヤカンや
ビニール袋で包んだ米や袋砂糖等)をし、
一晩漬けます。 - 一晩漬けた状態です。容器の半分弱まで水分が出る程度、
きゅうりもしんなりするくらいです。 - タッパー(2Kgの胡瓜なら100均の2ℓで充分、
5ℓだと3Kgまで漬けられます)に
③のきゅうりの水を切りながら並べたら、
上からザラメと酢をかけ蓋をし
冷蔵庫に入れます。 - 翌日になるとザラメが溶けて
水分のみになるので上下返しながら混ぜます。
このまま1週間、気付いた時でよいので、
上下返しながら漬けます。 - 1週間経過したきゅうりは、好みの厚さにスライスして食べられます。
このまま半年は冷蔵庫保存で食べられます。
まとめ
今回は、漬物についてお話してきました。
きゅうりのレシピをご紹介しましたが、
白菜やにんじんなども漬物にすると
おいしいですよね。
自分の好きな野菜を漬物にしても
良いでしょう。
また、漬物とひとくちにいっても
種類も様々あります。
保存期間も違いますので、
自分の好みの味を見つけて楽しんでくださいね。

