海老で鯛を釣るのはあくまで伝説
ことわざの1つの表現にすぎない
なんて思っていませんか?
海老で鯛、釣れますよ!
この海老で鯛を釣る技術
実は江戸時代から続いている
きちんと歴史がある釣りの技術で
テンヤ釣り、といいます。
テンヤ釣りというのは長めの針の
元の部分、いわゆるチモトに多くて
円錐のおもり（マダイテンヤ）を使って、
海老を餌に鯛を釣る方法です。
なかでも千葉で生まれたテンヤは
軽くて扱いも単純なので、普通の
釣り道具としても持ち歩きやすく
結果も良いのでどんどん日本中に広がりました。
ちょっとルアー釣りに似ているのですが
海老をつける道具や戦法が似ている
ということから、ルアー釣りを中心にしている人も
チャレンジしている人が多いんですって。
ルアー釣りの楽しさは、
いかにルアーを魚に食いつかせるか、
引き上げるかといったゲーム性や
攻略要素などが挙げられるのですが
これらを兼ね備えた釣りが
テンヤ釣りなんですね。
もちろん鯛以外にもヒラメやマゴチ
岩場や海藻の間にいるような
いわゆる根魚を釣ることもできるため
テンヤ釣りを専門にしている人も多いんですよ。
鯛釣りの時期は？春は産卵で浅瀬に大量、秋は元気な小型・中型が！
鯛、この場合は中心に釣れる真鯛ですが
真鯛は結構、一年中釣れる魚です。
もちろん釣れる時期と釣れない時期は
多少あるのですが、この釣れる時期がポイントです。
なんといっても釣れる時期というのは
ポンポンと釣ることもできるので
釣り初心者ほど、釣果はあったほうが
いいわけですから、知っておくことが大事なんですね。
釣果というのは、嬉しい結果である以外に
実際に釣りを成功させている、
釣り上げているという事実があるわけですから、
釣れているほど練習を重ねていることが
できているわけです。
そんなわけでおすすめの時期は
春4月から6月と、秋10月から11月の
年2回の季節ということになります。
春の4月から6月は産卵時期なので、
大きい成長した真鯛がたくさんやってきます。
当然卵、白子といった美味しい部分を
持っている、しかも大きい鯛がよく釣れます。
また産卵を済ませた後の魚を狙うと
初心者でも釣りやすくなるため
上級者と一緒に釣りに出かけても
お互いにストレスになりにくいですね。
10月から11月の秋には小型、中型で
元気な鯛がたくさんいます。
海水温の状態や波の流れなど
理由は様々ですが、とにかく活きが良い!
小さくても元気なやつを釣りたい!
という、初級から中級者さんに
ぜひおすすめしたい時期です。
ただ実のところ、1番釣った後に
美味しく食べることができるのは、冬。
寒い時期ほど脂が乗るので
どんな食べ方をしても濃厚な旨味を感じます。
釣れる数は少ないらしいけど
美味しい鯛が食べたい!
という人はぜひ、冬の鯛に挑戦しに行きましょう!
美味しい魚を食べると、更に釣りが好きになりますよ。
鯛の船釣りで初心者の心得は？船予約時の項目、持ち物、服装確認！
それじゃあ早速鯛を釣りに行きましょう!
船釣りをしたいけれど、何もわからない?
それではここでは、鯛船釣り初心者の
心得を幾つかご紹介しますね。
まず船から。
船の相場は1万から3万位で
「乗合船」と「仕立て船」があります。
相乗りか貸切かの違いですね。
仕立て船は仲間内8人くらいから
借りることができますが、
必ず最低人数は確認してから
予約をしましょう。
乗合船は他のお客さんもいるので
新たな出会いの場にもなります。
釣り仲間同士になりますから
人見知りじゃない人向けです。
予約時に必ず、初心者であることを伝えること。
船頭さんが丁寧に釣り方を教えてくれる
ということをしてくれる場合もあるので
初心者専門の船を探してもいいですね。
潮の動きや天気などは初心者ならば
予約する船頭さんにチェックを
おまかせしてしまいましょう。
まずは釣り方を覚えるのが大事ですからね。
続いては持ち物です。
釣り道具や、濡れてもいい服装、
長靴は基本として他にあると
心強いものがあります。
それはウェットティッシュ、酔い止め、タオルです。
また軍手や、臭くなっていい使い切りの
服やタオルもあると非常に便利なんですよ。
海はどうしても臭いが強いため
臭くなって捨てていい服装は必須となります。
まとめ
鯛を海老で釣る方法を、テンヤ釣りといいます。
仕掛けと餌を組み合わせた釣り方で
実際に歴史ある釣り方のひとつなんです。
小さい海老で鯛を釣る、
というシチュエーションを味わってみたい!
という人はぜひテンヤ釣りに挑戦してみましょう。
はじめはコツが必要なのはどんな釣り方も同じ!
コツが掴めてくれば、色々な魚を
釣り上げることもできるようになりますよ!
