この記事をご覧になられている多くは、
就職活動に励まれている
就活生の方々ではないでしょうか?
改めましてこんにちは。
就職活動は上手くいっていますか?
就職先としたい会社を選ばれた理由は
何でしょうか?
やはり志望理由は
「やりがいのある仕事」ですかね?
たしかに、これから一日の大半を
仕事に注ぎ込む訳ですからね…。
でも、ちょっと待ってください。
平日はやりがいのある仕事をキッチリやって、
休日は趣味のサーフィンをしたい!
と思っていても収入が低かったら
出来ませんよね・・・。
私が思うにやりがいも大事だけれど、
収入も同じくらいに大事なんじゃないかと。
現実問題、やりがいのある仕事が
出来る会社に入っても、収入が低くて
趣味のサーフィンも出来なかったら
いつか破綻しそうな気がします。
やりがいも大事、年収も大事。
ここでは「やりがい」はひとまず置いておいて、
「年収」について色々とご紹介したいと思います。
まずは文系と理系の職業の年収を比較、
ランキング形式でご紹介します。
巷では理系職業の方が年収が高い
といわれていますが実際のところ
どうなんでしょうか?
■文系職業の年収ランキング!
文系職業で年収が高いといわれる仕事は
主に以下のものです。
各項目の平均年収の年収が高い
といわれる理由をお話します。
弁理士 【文系職業で年収の高いお仕事その①】
【弁理士の年収の平均年収は約600万円】
600万円代が全体の約20%ともっとも高く、
その後ろを500万円、700万円台が多く、
平均よりも高い年収を得られる
可能性が高いと思われます。
公認会計士【文系職業で年収の高いお仕事その②】
【公認会計士の平均年収は約1000万円】
( 資格取得のための学校【TAC】による)
税理士資格の取得や企業の会計士になったり
監査法人に就職したりと、高度かつ
専門的な仕事をこなす必要があるため
とうぜん給料の水準も高くなっていることは
理解しておきましょう。
大学教授【文系職業で年収の高いお仕事その③】
【大学教授の平均年収は約1100万円】
大学教授になるためには大学院への進学、
そして必要な課程の修了、准教授としての
経験実績など年収に見合った努力が必要です。
不動産鑑定士【文系職業で年収の高いお仕事その④】
【不動産鑑定の平均年収は約680万円】
資格所有者の方しか携われない仕事があったり、
不動産に関する資格を持つ方がまだまだ少ないため、
安定した高収入がもらえるようです。
弁護士【文系職業で年収の高いお仕事その⑤】
【弁護士の平均年収は約740万円】
大手法律事務所の弁護士、パートナー弁護士、
企業内弁護士、そしてアソシエイト弁護士などの場合は、
特に高年収となるケースもあります。
逆に規模の小さい法律事務所では
収入にバラつきがあり、低収入となる場合があります。
文系職業で年収の高い職業をご紹介しました。
弁護士に関しては年収の方も300万円から
2000万円以上と同じ弁護士の資格を
持っていてもかなりの差があるようですね。
理系職業の年収ランキング!高収入のチャンス!高年収おすすめ職種は?
続いて理系職業で年収の高い職業をご紹介します。
「理系の方が高収入の仕事が多い」
と感じている方も多いでしょう。
実際に理系の知識を求める企業は多くあります。
ITアーキテクト【理系職業で年収の高いお仕事その①】
【ITアーキテクトの平均年収は約700万円】
クライアントの要望に合うシステムなどの
設計構築業務がおもな仕事です。
システム開発における重要なポジションにある
職業のひとつです。
主に工学部出身者などに適性がある仕事といわれます。
ITエンジニアの実務経験を積むことが
ITAへの近道といえます。
一級建築士【理系職業で年収の高いお仕事その②】
【一級建築士の平均年収は約650万円】
一級建築士以外に二級建築士と
木造建築士がありますが、1000万円以上の
高い年収を得られる可能性があるのは
一級建築士です。
一級建築士にしかできない職務があることが、
高い給料を得られる理由のひとつであると
いえるでしょう。
研究開発【理系職業で年収の高いお仕事その③】
【研究開発の平均年収は約515万円】
既存の製品の改良や、ゼロから新しい製品を
生み出す職業です。
食品メーカーや日用品メーカー、化粧品メーカー、
半導体メーカーなど、学んできた専門分野を
活かせる場所は幅広いでしょう。
アナリスト【理系職業で年収の高いお仕事その④】
【アナリストの平均年収は約650万円】
日本や世界の政治経済の状況、企業の経営状況など、
総合的に調査分析し投資対象として
ふさわしいかの判断をするなど、
金融の未来予測をおこなう仕事です。
新卒ですぐにアナリストの仕事に就ける可能性は
かなり困難で、金融系企業などで
実務経験を積んだ中で適性ある人が
選ばれるケースが一般的です。
データサイエンティスト
【理系職業で年収の高いお仕事その⑤】
【データサイエンティストの平均年収は約650万円】
「ビッグデータ」と呼ばれるデータ郡を
活用&分析することが主な業務です。
「ビッグデータ」に関する専門知識や
スキルを多く持ったデータサイエンティストは、
企業からの需要が多く、給料も高くなっていきます。
エンジニアなどの実務経験を積み、
そこから得た知識やスキルを活かして
データサイエンティストに就くなど
かなりの努力が必要。
理系の職業は高収入のものが
少なくないことが分かりました。
平均以上の高収入の仕事を希望する場合は
文系と比較して理系の学生は実現できる
可能性が高めといえそうです。
職業別に平均の年収の高い仕事をまとめてみた!楽で高収入の仕事は?
「楽して稼ごう」などと都合のいい話はない
と思いますが、文系理系関係なく、
給料の高い仕事についてご紹介します。
はじめにひとりあたりの平均年収を
業種別に比較すると・・・。
1位:電気・ガス・熱供給・水道業 / 747万円
2位:金融業・保険業 / 615万円
3位:情報通信業 / 599万円
4位:学術研究・専門・技術サービス業・教育・
学習支援業 / 510万円
5位:製造業 / 507万円
*出典:「平成29年分民間給与実態統計調査」
これを見ると、生活に不可欠な職業は、
比較的高収入である割合が高い
ということが分かります。
つぎに平均年収が高い職業ランキング
TOP100をご紹介します。
転職をお考えの方は参考にされてみては
いかがでしょうか?
1位:医師 / 1,197万円
2位:航空機操縦士 / 1,191万円
3位:大学教授 / 1,050万円
4位:公認会計士・税理士 / 1,042万円
5位:弁護士 / 1,028万円
6位:大学准教授 / 861万円
7位:記者 / 822万円
8位:不動産鑑定士 / 777万円
9位:歯科医師 / 756万円
10位:大学講師 / 708万円
11位:自然科学系研究者 / 673万円
12位:高等学校教員 / 662万円
13位:電車運転士 / 643万円
14位:一級建築士 / 642万円
15位:電車車掌 / 583万円
16位:技術士 / 572万円
17位:掘削・発破工 / 571万円
18位:システム・エンジニア / 550万円
19位:航空機客室乗務員 / 543万円
20位:薬剤師 / 542万円
21位:発電・変電工 / 540万円
22位:社会保険労務士 / 525万円
23位:獣医師 / 524万円
24位:旅客掛 / 523万円
25位:自動車組立工 / 522万円
26位:港湾荷役作業員 / 516万円
27位:各種学校・専修学校教員 / 508万円
28位:自動車外交販売員 / 506万円
29位:診療放射線・診療エックス線技師 / 503万円
30位:鉄鋼熱処理工 / 501万円
31位:一般化学工 / 499万円
32位:化学分析員 / 498万円
33位:電気工 / 496万円
34位:型鍛造工 / 493万円
35位:クレーン運転工 / 491万円
36位:機械修理工 / 477万円
37位:看護師 / 477万円
38位:測量技術者 / 476万円
39位:非鉄金属精錬工 / 472万円
40位:臨床検査技師 / 468万円
41位:機械製図工 / 466万円
42位:圧延伸張工 / 464万円
43位:フライス盤工 / 459万円
44位:精紡工 / 457万円
45位:製紙工 / 456万円
46位:営業用バス運転者 / 456万円
47位:営業用大型貨物自動車運転者 / 453万円
48位:オフセット印刷工 / 451万円
49位:配管工 / 450万円
50位:製鋼工 / 443万円
51位:鋳物工 / 443万円
52位:金属・建築塗装工 / 442万円
53位:デザイナー / 438万円
54位:機械組立工 / 436万円
55位:ガラス製品工 / 433万円
56位:旋盤工 / 433万円
57位:自動車整備工 / 425万円
58位:溶接工 / 424万円
59位:半導体チップ製造工 / 424万円
60位:鉄工 / 422万円
61位:とび工 / 420万円
62位:機械検査工 / 419万円
63位:板金工 / 419万円
64位:建設機械運転工 / 416万円
65位:プログラマー / 415万円
66位:営業用普通・小型貨物自動車運転者 / 414万円
67位:金属プレス工 / 413万円
68位:電気めっき工 / 411万円
69位:合成樹脂製品成形工 / 410万円
70位:玉掛け作業員 / 407万円
71位:歯科技工士 / 406万円
72位:ボイラー工 / 404万円
73位:准看護師 / 404万円
74位:理学療法士・作業療法士 / 403万円
75位:仕上工 / 402万円
76位:プロセス製版工 / 402万円
77位:保険外交員 / 401万円
78位:鉄筋工 / 398万円
79位:自家用貨物自動車運転者 / 397万円
80位:土工 / 396万円
81位:金属検査工 / 395万円
82位:電子計算機オペレーター / 394万円
83位:はつり工 / 390万円
84位:化繊紡糸工 / 389万円
85位:左官 / 382万円
86位:介護支援専門員(ケアマネージャー) / 377万円
87位:バフ研磨工 / 377万円
88位:型枠大工 / 377万円
89位:重電機器組立工 / 374万円
90位:木型工 / 374万円
91位:個人教師・塾予備校講師 / 361万円
92位:家庭用品外交販売員 / 359万円
93位:プリント配線工 / 358万円
94位:大工 / 354万円
95位:理容・美容師 / 347万円
96位:栄養士 / 345万円
97位:歯科衛生士 / 342万円
98位:保育士(保母・保父) / 341万円
99位:紙器工 / 341万円
100位:幼稚園教諭 / 340万円
*出典:「平成29年 賃金構造基本統計調査」
まとめ
文系職業と理系職業の年収について
ご紹介してきました。
高収入の企業へのアプローチに関しては、
理系職業の方に若干の分があるな、
と感じました。
ただ、高収入を得るにはそれなりの
努力と実績が必要だと思います。
就活の真っ最中の学生の皆さんは
本当に大変かと思います。
やりがいや高収入など、
「自分は何をしたいのか?」をいま一度
ご自身に問いかけて希望する企業に
内定できるよう、陰ながら応援させていただきます。
頑張れ!就活生!!