ペット

ペット保険は必要ない!?保険料は毎年更新、医療費は3割負担!?

 

ペットを飼っている割合は

3世帯に1世帯と言われるほど、

ペットを家族の一員として

迎えているご家庭はたくさんあります。

 

そうすると、人は保険に入りますが、

ペットも保険に加入すべきなのでしょうか。

 

ケガや病気をしたら医療費は

高額になると耳にするし、

念のため加入しておこうかなと思っても、

保険料も意外と高いですよね。

 

今回はそんなペット保険について

お話していきます。

 

そもそもペット保険とは

大切なペットが病気やケガで

診療や手術を受けた場合に、

かかった費用を限度額や

一定割合の範囲内で

補償する保険のことです。

 

犬や猫などのペット医療には、

人間と違って公的な健康保険がありません。

 

人間ならば、健康保険に加入していると

診療費も薬代も通常3割負担ですが、

動物の場合は全額自己負担です。

 

そのため、治療が長引いたり、

手術が必要な場合には、

かなり高額の診療費がかかってしまう

ケースがあります。

 

そんなもしも”の時”

費用負担を軽減するのが、

ペット保険の役割です。

 

保険会社が対応している

動物病院にかかった場合、

人間と同じ3割の負担となります。

 

ここで注意して欲しいのは、

人間の医療保険だと加入した年齢時の

保険料額がそのまま継続される場合が

ほとんどですが、

ペットの場合は

保険料が「毎年更新」になるので

毎年金額が変動する場合があります。

 

加入時の保険料が安くても、

継続していくとだんだん金額が上がるので、

注意してください。

 

また、動物の種類にもよりますが、

犬、猫ですと

7歳から12歳以上では

加入ができないことが多く、

若いときに加入したほうがよいので、

注意が必要です。

 

ペット保険海外では?ペット飼育は社会的責任で保険加入率が高い!

 

ペット保険は海外でも主流になっています。

加入率ナンバーワンはスウェーデンです。

スウェーデンにおける

犬のペット保険加入率は世界一で、

2012年の統計では犬の加入率は76.5%、

猫は35.6%と高いです。

 

動物愛護大国イギリスですら

ペットの保険加入率は約30%に

留まっています。

 

スウェーデンの動物保険は、

100年前から存在しています。

アグリアという保険会社が、

世界初のペット保険を作りました。

1890年に会社を設立し、

当初は牛と馬のみの取扱でした。

1924年に犬や羊が保険対象になりました。

ただしペット保険として大きく成長したのは、

1960年代のことです。

 

日本の動物保険の発達は最近ですが、

その違いの背景には、スウェーデンには

もともと動物保険の長い歴史があります。

 もっともヨーロッパは家畜文化ですから、

動物保険というものが発達しやすい環境でした。

 

スウェーデンでこれだけの保険文化が

できあがっているというのは、

他の国ですら例をみません。

おそらく福祉国家になるべき、

人々の倫理的意識、

そしてペットへの責任感が

もともと国民的レベルで

広く浸透しているからなのでしょう。

 

ペット保険犬の場合?病気になると契約更新が不可。医療費も高額!

 

せっかくペット保険に加入しても、

場合によっては契約更新が

できない場合があります。

注意点なので、よく見ておいてください。

よくあるパターンから順番に説明していきます。

 

1.慢性疾患にかかってしまった場合

慢性疾患にかかってしまった場合は、

完治が難しく、治療が長引くことが多いため、

更新ができなくなる可能性が高いです。

 

ペット保険の更新が可能な場合でも、

治療中の慢性疾患は補償の対象外

となるケースも少なくありません。

医療費が高額になる場合もあります。

 

2.ペット保険の補償額を使い切った場合

ペット保険の補償額を使い切った

というケースもよくあります。

 

この場合は、

次年度の更新ができないだけでなく、

補償額を使い切った時点で

ペット保険の契約自体が

強制終了になるパターンとなります。

 

3.審査に落ちた場合

審査に落ちるパターンも

よく見られるケースです。

 

保険契約中にかかった病気が

完治していたとしても、

再発しやすかったり

慢性しやすかったりと、

将来的な健康トラブルのリスクが

上がったとみなされた場合に、

審査の段階で落ちる可能性が出てきます。

 

その疾患のみを保障対象外として

継続契約できる場合もありますが、

なかなか厳しいケースです。

 

ペット保険、さまざまな会社が

取り扱っていますので、

自分に合ったものを探してみてください。

https://hoken.kakaku.com/insurance/pet/

 

まとめ

 

今回は、ペット保険について

お話をしてきました。

 

人間の保険と違い、

ペット保険は日本においては

まだまだ発展途上の保険です。

これから保険自体に改正が

加えられることもあるでしょう。

 

大事な家族の一員であるペットに

保険をかけることは、

飼い主としての社会的責任とも取れます。

 

まだ未加入なら、

加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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