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馬肉を老犬に。低カロリー高たんぱく、豊富なミネラルは効果絶大!? 驚きの理由!?

 

鹿肉や馬肉は人間にとってもヘルシーで

高級な食材というイメージがありますが、

犬にとっても鹿肉や馬肉は

脂肪分が少なくヘルシーで、

アレルギー発症リスクが少ない

優れた食材であると注目されています。

 

牛や豚に比べると、鹿肉と馬肉は

カロリーと脂質がかなり低く、

特に馬肉はカルシウムや鉄分の含有量が

2~4倍も多いです。

 

また、与える時に加熱してしまうと

栄養素が減るので生肉が良いとされています。

生肉は吸収分解する酵素があり、

それが消化を助けますが、

酵素は熱に弱いため加熱することで

消化酵素が無くなってしまうのです。

また、タンパク質が変化するだけでなく、

他の栄養素も減ってしまいます。

 

馬は体温が牛や豚に比べ高い事から、

生の状態でも鹿肉・馬肉は

細菌や寄生虫のリスクが低く、

加熱をせずに安全に与える事ができます。

 

つまり、食材そのものの栄養素を

しっかりと吸収できると言えます。

また、牛や豚に比べて生産量が

格段に少ない事から、品質に関しても

さほど劣悪なものが出回る事がない

とされています。

 

そのため、犬用という分類で

販売されている場合でも

安全性の高い製品が多いのです。

 

最近では、犬用馬肉が多数市場で

販売されています。

多くの犬用馬肉は、人間の可食部位を

加工した際の切れ端であったり、

残り部分が製品化されていたりする場合が多く、

品質に関しても安全性が高いといえます。

 

馬肉を犬にあげるって贅沢かな?馬肉に含まれる成分は少量で栄養充分!

 

一日の摂取量は体重の1%ほど

といわれていますが、

あくまでもこれは目安です。

犬によって個体差があります。

 

体重3kgのチワワなら30gですが、

これですとカレー用のスプーンに

1杯くらいの量です。

愛犬に初めてあげる場合は、

様子を見るうえでも、まず、

ティースプーンに軽く1杯から

始めることをおすすめします。

 

そのまま生肉だけを与えるのではなく、

フードの量から馬肉の分量を

差し引いたものをあげます。

通常の一日量よりも増えないことが

健康のためです。

 

ここで注意して欲しいのが、

日頃食べ慣れないものを食べると、

下痢になったり嘔吐をしたりする

場合があります。

 

下痢になった場合は、

お水だけを与えて食事を1食分抜きます。

下痢の症状が治まったら、

前回よりも量を減らして与えます。

 

生肉だけでは栄養の全てが

摂取できるわけではありませんので、

手作り食やドライフードで補います。

まずは少量ずつ与えてみて

愛犬の体調やようすをみましょう。

 

馬肉は犬の腎臓に負担をかけない!少し食べても栄養補給で長生きできる!?

 

馬肉は、20種類以上のアミノ酸を

バランスよく含んだ良質なタンパク質

備えています。

 

腎臓は主に血液中の老廃物や

不要なものをろ過し、

尿として排出する役目を担っています。

 

また、尿の濃さや量を調整し、

余分な水分を尿や汗などに変えて

体の中から出しています。

 

しかし、その機能が弱くなると

むくみなどの原因になります。

また、「ストラバイト結石」と呼ばれる

結石の発症が多くみられます。

 

細菌性膀胱炎などの尿路感染症が原因で、

尿がアルカリ化することにより

結石が形成さると見られています。

 

肉食の犬にとって、

穀物類の植物性タンパク質は

消化吸収されにくいものですから、

未消化のまま体内に老廃物として

蓄積されるため腎臓に

負担をかけてしまいます。

 

これらの症状の予防や改善には、

タンパク質をしっかりと取ることが

必要なのです。

生肉を食べることで、

尿がアルカリ性から酸性により傾くため、

結石の因子を遠ざけることができます。

 

ドライフードと違い

生肉には水分量も多いので、

結石の原因でもある水分量不足にも

適しています。

 

このことからも「馬肉」は、

酵素たっぷりで消化に優れているので

腎臓によいとされています。

 

まとめ

 

今回は、馬肉と犬についてお話してきました。

人間にも栄養満点の馬肉は、

犬にとっても体に良い食材であることが

わかりました。

 

しかし、馬肉アレルギーを持ってる

犬もいるそうなので、

与える時は必ず少量から始めて

様子を見るようにしてください。

 

また、不安なことがあれば

獣医に相談してみるのも良いでしょう。

愛犬との素敵な生活を送るための

ひとつの方法として考えてみては

いかがでしょうか。