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観葉植物…大事に育ててるのに何故枯れる?驚きの理由とお手軽対策!

 

観葉植物には様々な効果があります。

心が落ち着くというのがなによりの効果ですね。

 

あなたは

「森林浴」

という言葉を

聞いたことがないでしょうか。

 

植物の出す

「フィトンチッド」という成分が、

空気を清浄化してくれて、

快適な気分になるのです。

また、植物は葉から水分を発散してくれるので、

加湿器代わりにもなります。

 

私は以前から観葉植物を

部屋に置きたいと思っていました。

そこで友人に、

「観葉植物ってどう?」と

尋ねてみました。

すると、「コバエが発生したので、

やめちゃったよ」と

いう答えがかえってきました。

 

はじめての観葉植物にコバエが!?植物博士「それキノコバエやで!」

 

私はさっそく、「植物博士」とあだ名のつく、

植物に詳しい先輩に聞いてみることにしました。

「先輩、観葉植物を買おうと

思っているんですけど、

友人に聞いたらコバエが発生して、

あきらめたって」

すると先輩はおもむろに

「それキノコバエやで!」と口を開きました。

 

そこで

キノコバエ とはどういうものか、

詳しく聞いてみました。

 

観葉植物のまわりに発生しやすいのは、

キノコバエという、

体長12ミリの大きさのハエだそうです。

黒っぽい色をしており、とても小さいので、

ハエとは思わないかもしれないとのことです。

 

ではなぜ、観葉植物のまわりに

キノコバエが発生するのでしょう。

キノコバエは観葉植物の土に産卵します。

土が湿っていて、温度が一定以上の場合、

産卵しやすい状態になります。

また、有機用土といわれる

腐葉土などを使っている場合に、

キノコバエが発生しやすい状況となるのです。

 

せっかく観葉植物を置いたのに、

ハエが発生しては不衛生ですね。

キノコバエを駆除する対策には、

いくつか方法があります。

 

まずどこの家にもある

スプレー式の殺虫剤を使う場合。

このときは、直接植物に吹きかけないよう

しましょう。

また、キッチン用のアルコールスプレー

効果があります。

さらに、農薬としての殺虫剤を使う方法も

ありますが、あまり初心者向けではありません。

そして土対策。

有機用土から、無機用土(赤玉土など)に

取り替えるという方法があります。

キノコバエは土の表面に卵を産み付けますので、

土の上から23センチくらいのところの

土を取り替えるとよいです。

 

さて、大事に育ててる観葉植物が、

枯れてしまうのは悲しいですよね。

キノコバエそのものは、

観葉植物を枯れさせる原因にはなりません。

観葉植物が枯れる理由には

以下のようなものがあります。

 

まずは根腐れ。

水はけが悪いと、観葉植物の根腐れが起きます。

水のやり過ぎには注意したいですね。

根腐れを起こしてしまうと、

いったん土を鉢からだして、

腐った根を切り落とさなければなりません。

手間がかかります。

また水切れも枯れる原因となります。

土が乾燥していることに気づいたら、

水やりをしましょう。

 

このとき、ちょっと手間がかかりますが、

新聞紙に水を含ませて、

葉をおおうという方法もあります。

そしてこの乾燥について注意したいのが

エアコンから出てくる風が

直接観葉植物に当たらないように

するということです。

これが乾燥につながることになるというのは

盲点でした。

 

さらに、観葉植物を選ぶときに、

直射日光に強い種類なのか、

そうでないのかを確認しておく必要があります。

室内に置いておくとなかなか

直射日光を当てるというのが

むずかしいかもしれませんので、

室外に出すことも必要でしょう。

 

サルでも育てられるコレからスタート!観葉植物育てやすい品種6

 

それではサルでも育てられる、

育てやすい観葉植物について、

6種類紹介します。

 

ポトス

 

観葉植物を育てたことのない私でも

名前を知っているのが、ポトスです。

 

ポトスは丈夫な植物ですので、

初めてでも育てやすいです。

ポトスはサトイモ科の植物で、

園芸店では一年をとおして売られています。

 

初めて購入する場合は、

春から秋が季節としていいでしょう。

ポトスは、夏の日光は別として、

日なたが適しています。

日当たりのいい場所を選びましょう。

 

パキラ

 

パキラは、アオイ科の植物です。

日当たりを好みますので、

室内で育てる場合でも、

1週間に23日は屋外に出して日に当てましょう。

 

なんとパキラは百均ショップでも

売っているそうです。

乾燥には弱いので、先に述べたように、

エアコンの風が直接当たる場所は避けます。

土の表面が乾いたときに水を与えます。

 

ユッカ

 

ユッカはキジカクシ科の植物で、

乾燥に強いです。

ユッカも日光を好みますので、

午前中、日の光が当たる室内におくとよいです。

春から秋はレースカーテンを通した

光がよいでしょう。

 

また春から秋は表面の土が乾いたら水をやります。

冬は、土が乾燥してから、さらに4日程度をおいて、

水やりをします。

水をやりすぎると根腐れを起こします。

 

サンスベリア

 

サンスベリアはキジカクシ科で、

日光に強いため、

4月から10月は屋外で育てることができます。

ただし真夏の直射日光は避けましょう。

逆に暗さにも強いので、

蛍光灯の明かりがある部屋で育てることも可能です。

 

しかしこの場合は時々日光浴させて

あげることが必要です。

乾燥に強いため、23週間

水をやらなくても平気です。

育てるのに手間がかからないところがいいですね。

 

シェフレラ

 

シェフレラはウコギ科です。

春から秋は屋外に置いて大丈夫です。

一年間を通じて、表面の土が乾いたら

水をあげましょう。

 

またマンションの室内など、

日の当たらない場所でも育ちますが、

やはりときおり日に当てる必要があります。

そして一年のうちで寒い時期には、

屋外から徐々に日の光が弱い場所へと

移してあげるとよいです。

 

セローム

 

セロームはサトイモ科の植物です。

乾燥に強く、耐寒性もあります。

テーブルの上に置く小さなものもありますが、

ある程度の場所を確保したほうがいいです。

水やりは表面が乾いたら行ない、

やりすぎに注意します。

 

直射日光に当てず、

レースカーテン越しに当てるとよいです。

手入れのコツとして、葉に霧吹きで水を与え、

ダニの発生をふせぐ、というものがあります。

 

まとめ

 

以上、観葉植物の育て方について、

コバエ対策や育てやすい品種について

述べてきました。

 

私は、観葉植物というものは一日中

室内に置いておくものだと思っていましたが、

屋外で日光に当てたほうが

いいこともあるのですね。

 

日当たり・水やりについて、

それぞれの植物についての注意事項を知って、

大切に育ててあげましょう。

 

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