慢性的な睡眠不足が続くとうつ病などの
精神疾患や糖尿病や高血圧症などの
生活習慣病にもつながると言われています。
睡眠不足の原因として増えてきたのが
「寝ながらスマホ」です。
特に若い世代にこの原因は顕著にあらわれます。
その他には「仕事等による帰宅時間の遅さ」
もよく原因として挙げられます。
生活者世代の人たちはこういった原因で
睡眠不足を抱えていることが多いです。
睡眠不足が続くと判断力が弱まったり、
常に眠かったりと毎日がつらいですよね。
睡眠不足の原因を探り、
ご自身にあった睡眠方法を見つけて
睡眠不足を解消していきましょう。
睡眠不足を解消するための
10の方法は後程紹介しますね。
睡眠障害の原因は〇〇だった！わかれば納得！！
では睡眠不足が続くと
どうなるのでしょう。
睡眠不足というと単に睡眠時間が
足りていないだけのように思いますが、
あまりに過度で日常生活にまで
支障をきたしたものは「睡眠障害」と呼ばれます。
睡眠障害の代表的なものは不眠症であり、
れっきとした病気です。
睡眠障害には不眠のほかに、
強烈な眠気を感じたり、
実際眠ってしまう過眠や
体内時計の周期を24時間周期に適切に
調整できなくなる概日リズム睡眠障害や
睡眠時に異常行動を起こす
睡眠時随伴症などがあります。
不眠症となる原因は大きく分けて5つあります。
1つ目が、生理的な要因です。
生活習慣や睡眠時の環境に原因がある場合です。
夜勤が多く昼間に寝る必要がある・
騒音で眠れない・枕や布団が体にあっていない
等が当てはまります。
2つ目が、心理的な要因です。
不安なことや心配なことがあり、
なかなか眠れないといったような場合が
当てはまります。
皆さん経験があるのではないでしょうか。
3つ目が、薬理学的な要因。
食べ物・飲み物や薬等の影響で
眠れなくなることです。
アルコールやカフェイン摂取が原因で
不眠症を引き起こすこともあります。
4つ目が、身体的な要因です。
身体の痛みや発熱・咳等が原因となるものです。
このような状況が続くとなかなか
寝付くことができません。
最後が、精神医学的な要因です。
うつ病や統合失調症・アルコール依存症などが
原因で不眠となることもしばしばあります。
睡眠障害の原因で一般的に多いのは
生理的な要因や心理的な要因
ではないでしょうか。
生活環境等を見直すことで
睡眠不足が解消されることはよくあります。
続いて睡眠不足の解消法をご紹介します。
睡眠時間の理想を実現！あなたに合った方法とは？
理想の睡眠時間は7時間～8時間程度
と一般的に言われています
が、個人差がありますので時間に
それほどこだわる必要はありません。
自分に最適の睡眠時間を取ることが
一番重要です。
それでは睡眠不足を解消するための
10の方法を紹介します。
1.適度な運動をする。
運動量が低いと睡眠の質も低下します。
きちんと運動をすることですっきりと
眠りにつくことができるようになります。
2.朝日を浴びる。
朝日を浴びることで人間は
体内時計をリセットしています。
朝日を浴びない生活をしていると
少しずつ体内時計が狂っていき、
適切な時間に睡眠をとることが
できなくなってしまいます。
3.寝る前にスマホを使わない。
スマホから出るブルーライトを浴びていると、
体内時計が乱れる原因となってしまいます。
寝る前にブルーライトをあまり見ないなど
対策が必要です。
4.寝る前にカフェインを摂取しない。
カフェインが体内に残っている状態だと
睡眠に影響がでてしまいます。
コーヒーが好きな方であっても、
夕方以降カフェインを摂取することは控えましょう。
5.早寝をする。
早寝をする習慣をつけることも大切です。
就寝時間が遅くなっている人は
今より30分寝る時間を早くすることを
意識づけてみましょう。
習慣が身につけば自然と
眠りにつけるようになります。
6.快眠ツボを押す。
人間には押すだけで眠くなる「快眠ツボ」
があると言われています。
快眠ツボを押し、脳をリラックスさせることで、
ゆっくりと眠りにつけるようになります。
7.大豆を食べる。
大豆はアミノ酸の一種である
L-トリプトファンを多く含んでいます。
L-トリプトファンは心を落ち着かせ
リラックスさせる脳内物質セロトニンの
分泌に必須です。
特に夕食に大豆等のL-トリプトファンを
含む食品を食べると効果が期待できるでしょう。
8.まくらを見直す。
寝具が自分の体にあっていないことも
睡眠不足の原因の一つです。
自分の体にあった寝具を用意することで、
理想的な睡眠が実現できる可能性もあります。
9.睡眠用音楽を聴く。
睡眠で重要なのは体と脳を
リラックスさせることです。
睡眠用のヒーリングミュージックで
心を落ち着かせリラックスすることで、
ゆっくりと眠りにつくことができるようになります。
10.昼寝をする。
夜に質の良い睡眠をするために、
昼寝をするというのも1つの方法です。
だだし、長時間昼寝をしてしまうと、
夜の眠りを妨げる原因にも
なってしまいますので注意しましょう。
まとめ
睡眠不足解消に必要な10の方法を
ご説明しました。
睡眠不足は体に悪い影響を及ぼし、
日中のパフォーマンスも低下します。
さらに悪化すると深刻な病気へと
つながってしまいます。
ご自身の睡眠不足は何が原因で
起こっているのかをしっかりと分析し、
必要な睡眠不足解消法を試してみましょう。
規則正しい生活リズムを整え、
しっかりと心と体をリラックスさせることが
安眠に大切なことです。
睡眠不足を解消し、健康な睡眠生活を送りましょう。
