「北枕は、縁起が悪いから絶対
しないほうがいい。」
と聞いたことはありませんか?
なぜそのようなことを言われるように
なったのかというと、
約2500年も前インドで仏教の開祖である
お釈迦様が亡くなられた時、
頭を北に向けられていたそうです。
その事実から、日本では死者を横たえる時の
作法だと伝えられるようになりました。
しかしその訳は、
北方位に両親が眠る故郷カピラがあったので
そちらに向けてほしいということで
北枕になったと伝えられています。
北枕の迷信は日本だけの考え方で、
決して悪い方角ではないということです。
実は、風水ではお勧めの向きなのです。
枕の向きは?風水では、気が北から南に流れるとされ北枕はベスト!
北枕と聞くと、それだけで縁起が悪い
と避けてしまう方角ですね。
前述のとおり、昔お釈迦様が亡くなられた時に
頭を北に向けられたというのは事実です。
そこから日本では、死を連想してしまうので
向けてはいけないと言い伝えられてきたようです。
しかし、今ではそれは迷信で、
人間の体にとても良い方角と言われています。
疲労感が抜けない人や熟睡を望む人に
向いています。
北枕は、信頼関係・貯蓄・子宝などの意味をもちます。
地球には磁場というものがあります。
北枕にすると地球の磁力線に沿って
寝ることになるので、血行に良い
と言われています。
詳細にお伝えすると、北半球の日本では、
北から南に地磁気が流れているので、
頭(北)から足(南)に流れていて
疲労回復の効果があるそうです。
また、頭寒足熱(頭を冷やし、足を温める)
の原理から、体に良い影響を与えてくれます。
これも詳しく説明すると、
北半球の日本では家の中で南からの太陽の
暖かい日差しの場所を足もとにして、
北の冷えた場所を頭に位置すると
良いと言われています。
枕の向きのおすすめ?仕事運を高めたい人には、太陽が昇る東向き!
東とは、太陽が昇ってくる方角ですね。
この方角に頭を向けると、
朝日から良いエネルギーを得ることができます。
また成長・発展の意味をもっています。
陽の気を補うことができるので、
早起きできないと嘆いている人や、
やる気がおきない人にはお勧めの方位です。
また現在うつ傾向の人や引きこもりの人にも
良い方位です。
また、若さを保つ方位なので、
ダイエット効果や若返り効果があります。
健康運アップからエネルギッシュな行動力がつきます。
情報に恵まれて、日々の生活が活性化します。
仕事運・成長運・勉強運アップになります。
ただしもともと多忙な人は、
落ち着いて進めたい物事があるとき、
より忙しい状況におちいる場合があります。
また生涯現役で働きたい人には良いですが、
そろそろゆっくりしたい年配の人には、
西枕の方が良いでしょう。
まとめ
今回は、枕の位置と風水についてお話してきました。
枕の向きは、その人その人によって
求めるものが違いますので、
ベストな方角というものはありません。
ごく一般的な人にとって良い方角は、
北枕もしくは東枕がお勧めです。
しかし、寝室の形状によっては
無理な場合もありますので、
可能な範囲でベストな向きを探すと良いでしょう。
運気が落ちているなと思ったら、
まずは、寝室を整理整頓してしっかり掃除をします。
カバーを清潔なものに替え、布団と枕を
太陽に十分あててパワーチャージをします。
その上で求める願いの方角に枕を向けて
寝てみましょう。
寝る時はリラックスして、
できるだけ楽しいことを考えて下さい。
人の脳は、眠りにつく前に思っていたことに
影響されるという話もあります。
さあ、明日にでもあなたの部屋を模様替えして、
あなたの運気アップを試みて下さいね。