ミントティーはモロッコや
パリのモロッコ料理店や
モスクなどでもおなじみの飲み物です。
ミントティーはイギリス商人が伝えた
中国緑茶とモロッコのミントが出会って
生まれたと言われています。
中国緑茶は日本の緑茶とは異なり、
色がやや薄めで、質の高いものは
煎った豆や茹でた栗のような香りで
渋みの少ない優しい味が特徴的です。
ミントティーは、砂糖をたくさん入れるので
強烈に甘くなります。
高い位置から注がれる音を楽しみながら
いただくパーフォーマンスもあいまって、
パリでも大人気なのだそうです。
モロッコ風ミントティーの作り方
【材料】（3～4人分）
中国緑茶（ガンパウダー）：ティースプーン2杯
スペアミント（フレッシュ）：ひとつかみ
グラニュー糖：1/3～1/2カップ
※好みで加減してください。
お湯：2と1/2カップ
【作り方】
1.ポットに材料を入れます。
ポットに中国緑茶、砂糖を入れます。
手でぎゅっと握って香りをだした
スペアミントを入れます。
そこに熱湯を注ぎます。
2.煮出します。
フタをして蒸らすか、直火にかけて
しばらく煮出します。
3.グラスに注ぎ混ぜます。
高い位置からミントティーグラスに注ぎ、
またポットに戻します。
この作業を砂糖が混ざるまで
2~3回繰り返しましょう。
4.各グラスに注ぎます。
ミントティーを各自のグラスに
高い位置から注ぎ入れます。
ターバンと呼ばれる泡がグラスの淵に
できるように注ぐのがポイントです。
ミントティー作り方で乾燥ミントを使うとどんな味？ミントガムの鼻に抜ける風味！
ハーブティーに使うハーブには、
生の「フレッシュハーブ」と
乾燥させた「ドライハーブ」の
2種類があります。
それぞれ特徴があり、楽しみ方は異なります。
ミントティーを作る際に、
乾燥させたミントを使うことも
おすすめです。
乾燥させるのは、基本的には
自然乾燥がよいとされています。
【ドライミントの作りかた】
- 新鮮なミントの葉を50gほど用意します。
- ミントの葉を日当たりの良い場所に広げて、
天日干しにします。 - ミントの葉がカラカラになるまで
乾燥したら完成です。
【お茶の淹れ方】
- ドライミントをティーポットに2g入れます。
- 沸かしたお湯200ccをティーポットに注ぎます。
- 蓋をして3〜5分蒸らし、
温めておいたティーカップに注いで完成です。
乾燥ミントを使うと、
生のミントを使った時よりも効果が
3倍になると言われています。
また、生ミントに比べて鼻から抜ける香りや
口の中に残る感じも「歯磨き粉」や
「ミントガム」に近くなります。
ミントティー作り方で生葉ミントを使うとどう違う？生のフレッシュな風味が香る！
ミントティーを作る際に、
生葉ミントを使うとどのような違いが
あるのでしょうか。
ドライハーブとの違いは
新鮮な香りが楽しめる。
季節感がある。
水分含有量が多いため、
十分な有効成分を抽出するには、
大量のハーブ（ドライハーブの3倍程度）
が必要になる。
という点になります。
フレッシュハーブは
季節に合わせたものを選ぶことが出来、
新鮮なものを摂ることも出来ます。
ドライハーブは乾燥させているので、
お気に入りのものを通年
楽しむことが出来ますが、
ミントティーならではの豊かな香りを
楽しむのであれば、生葉の方が良いでしょう。
まとめ
今回は、ミントティーについてお話してきました。
ミントティーは飲むことで
健康や美容にうれしい効果を
得ることができる食品のひとつです。
種類も豊富で、あなたの好みに
あったものがきっと見つかるでしょう。
注意点としては、ミントはハーブ類の中でも
得られる作用が強いと言われているため、
一度にたくさん摂取してしまうと、
過剰摂取となり逆効果になってしまう
場合もあります。
そのため、多くても1日に摂取する量は
2杯までに抑えることをおすすめします。
