大切なお金を貯蓄しようと考えた時、
誰しも始めに浮かぶのは「節約」では、
ないでしょうか。
家計を見直して消費を抑え、
一生懸命働いて稼いだお金は可能な限り
貯蓄に回したいものです。
家計が厳しい状況では、
できるだけ無駄をなくし支出を抑える
「節約」はとても大切なことです。
しかし、貯蓄が出来ない人のやりがちなことは、
急激に支出を抑える無謀な節約です。
これは長続きしませんし、
むしろ支出が増えてしまうリスクがあります。
例えば、食費を極端に削ってしまい、
かえって体調を崩しやすくなり、
節約したはずなのに病院代がかさんでしまう
というケースもあります。
節約すれば、必ずお金が貯まる
というわけではないのです。
大事なことは、使いたいところには
ちゃんとお金をかけます。
その結果、我慢せず、ストレスも貯めずに
お金を貯められるのです。
お金を節約する事は流れを止める事…当然貯金は…?
節約はとても良いことですが、
お金は循環させなければいけません。
流れを止めてしまうと、
お金は貯まらなくなってしまうのです。
家計管理をすると、節約することができます。
なぜかというと、「家計の見える化」が
できるからです。
つまり、お金の流れがつかみやすくなるのです。
そして、どこにお金を使いすぎているのか、
どう改善すればいいのか、
対策を立てる際に役立てることできます。
ただし、自分の性格や生活スタイルに
合っていない方法で家計管理をしても、
ストレスが溜まるだけで
なかなか節約して貯金ができる
というところまで行き着きません。
もし、やっている家計管理が
うまくいかない場合は、
自分なりの方法に変えてみましょう。
例えば予算管理は袋分けでするけれど、
毎日の支出は家計簿アプリで管理するなど、
ひとつの方法に縛られず、
いくつかの方法を組み合わせると
上手くいくケースもあります。
自分に合った家計管理方法を見つけるまで、
試行錯誤しながら取り組んでみると良いでしょう。
では家計を節約して流れは?貯金は?先生にっこり!
家計の流れをつかめたら、
家計の見直しも効率的に行えます。
見直し効果が高いもの、
取り組みやすいものから始めてみましょう。
1.固定費を見直す
固定費とは、毎月決まった金額が
一定期間かかる費用のことです。
家賃や住宅ローン、生命保険料、
塾や習い事の費用、スポーツジムなどの会費
などが挙げられます。
スマホ料金でプランにより料金が
確定している部分も固定費に含まれます。
2.光熱費を見直す
使わない電気をこまめに消し、
照明器具をLEDに切り替えることによって、
ある程度利用料金を減らすことができます。
3.食費を見直す
無駄なモノを買わない、
使わずに腐らせてしまう食材を
出さないといったことを
心がけることが大切です。
4.一人暮らしの見直し
家賃、無料Wi-Fiが使えるか、
更新料がかからないなどを
重視すると良いでしょう。
また、学校や職場への交通費も
控えられる物件を探すと良いでしょう。
家計の流れをしっかりと把握し、
お金の流れを止めることなく
生活するように心がけると、
自然と使わなくても済むお金が出てきます。
これらを貯蓄に回すことで、
蓄えを増やしていくことができるでしょう。
まとめ
今回は、節約と貯蓄について
お話してきました。
増税や物価の上昇により、
お金はますます大切なものに
なってきました。
「備えあれば憂いなし」
という言葉もあるように、
いざと言う時のためにも出来ることから
始めてみてはいかがでしょうか。
無理せず、ストレスのない範囲が
適していますので、
自分のライフスタイルと
よく相談してみてくださいね。