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老後に必要な生活費とは?え!年金受給者になっても不安!?

 

退職後の生活について、

不安に感じてはいないでしょうか。

退職後の不安は誰もが抱える大きな悩みです。

 

特に年金の支給額については

「本当に年金だけで生活していけるのか」

という疑問もありますよね。

年金だけでは将来が不安なため、

今のうちにお金を貯めておきたい

と考えると思います。

 

しかし実際には子供の教育費や

家のローンなど負担が多く、

思ったように将来の資金を

貯蓄出来ていないのではないでしょうか。

 

そこで老後の資金の為の

賢いお金の作り方と

老後に実際いくらお金が

必要になるかをご紹介します。

 

老後資金の2,000万問題!まだ間に合う!賢いお金の作り方!

 

老後2,000万問題をご存じでしょうか。

金融庁が2019年6月に公表した

報告書の内容が物議をかもしました。

2017年の高齢夫婦無職世帯の

毎月赤字額の平均額が約5.5万円です。

無職世帯の平均余命が30年の場合

5.5万円×12ヶ月×30年で1,980万円となり、

約2,000万円の不足が起きます。

これが老後2,000万円問題です。

 

しかし、これは毎月の赤字額

(収入-支出)をもとに計算されているので、

それまでに貯めている貯蓄額などは

考慮されていません。

 

そのため必ずしも新たに

2,000万円必要という意味ではないので

注意してください。

 

老後のためのお金を作るおすすめの方法を

いくつかご紹介します。

 

まずは定期預金で貯める方法。

一定の金額を銀行に定期預金として

貯蓄する方法です。

満期まで置いておくことで利息が付き、

貯蓄金額を増やしていくことができます。

 

この方法のメリットは、

ご自身が利用している銀行等で

簡単に申込をすることができ、

元本割れのリスクがないことです。

預けることで確実に貯蓄額を

増やすことができます。

デメリットは、金利が低いということです。

 

バブルの時代は高金利の

定期預金がありましたが、

現在預金金利は下がる一方で

あまり多くの利息を

期待することはできません。

 

手続きの簡単さやリスクなしに

確実に増やしていきたいというときには

おすすめです。

 

2つ目は、投資信託で運用する方法です。

投資信託とは、

自分でお金を運用するのではなく、

投資家(お金を出した人)から集めたお金を、

運用の専門家が株式や債券に投資・

運用する商品で、その利益を

投資家に分配する仕組みとなっています。

 

実際の運用は専門家が行ってくれるので、

株式投資等よりも敷居は低いです。

投資信託は定期預金等よりも

多くのリターンを期待できますが、

元本割れのリスクもあります。

 

そのためリスクを分散して運用する

バランスファンドがおすすめです。

バランスファンドとは様々な投資対象に

分散投資する商品で、

一気に増えることもない代わりに

一気に減ることもありません。

リスクが少ないため老後の資産運用に最適です。

 

3つ目は、つみたてNISAです。

つみたてNISAの最大のメリットは、

投資した年から最大20年間非課税

なるところです。

 

投資信託の売却益や配当益には

約20%の税金がかかるようになっていますが、

つみたてNISAを利用すれば

非課税で利益を得ることができます。

 

積立金額も自由に設定できるため、

長期でコツコツと少額で投資をしたい人には

おすすめです。

 

老後の資金に平均これだけは必要!金融庁が試算する!

 

老後の生活費として

平均月25万円程度は必要になる

と言われています。

退職後の主な収入は年金になりますが、

年金の受給額は平均約20万円程度です。

 

そして年金額は今後さらに減っていくことが

予想されています。

老後2,000万円問題で触れたように、

高齢夫婦無職世帯の

毎月赤字額の平均額が約5.5万円で、

この数字を元に老後に2,000万円が必要

と言われていますが、

毎月の収入額、つまり年金額が減っていけば

必要となる金額は増加していきます。

 

そのため2,000万円貯蓄があれば絶対に

安心できるというわけでもありません。

現在の貯蓄額によってもこの数字は

変わっていきますので、

あくまで2,000万円はひとつの目安

であることを覚えておきましょう。

 

また、金融庁の公式HPで

ライフプランシミュレーションを

することができます。

これは12の質問に答えることで

将来の家計の診断ができるツールです。

 

老後の必要資金や収支のグラフ・

貯蓄額等が確認できるので、

こういったツールで老後の資金について

確認してみてもいいでしょう。

 

まとめ

 

老後2,000万円問題は

2019年に大きく話題となりました。

 

老後に新たに2,000万円が必要になる

と思うと老後の生活が不安になります。

しかし、これは現在の貯蓄額等は

考慮していない金額なので、

貯蓄額を増やすことで老後の生活を

豊かにすることができます。

 

老後の資産形成には今回紹介した

3つ以外にもたくさん方法があります。

預金金利で増やす方法はリスクも少なく、

リターンも少ない方法です。

 

投資系の方法はリスクが大きいですが、

リターンも大きい方法です。

ハイリターンにつられて、

リスク面を考慮しないようなことが無いように

注意してください。

あなたにあった方法を見つけて、

老後の不安をなくしていきましょう。

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