子育ての壺

離乳食はいつから始める!?乳歯が生え始める生後6か月が目安!?

 

赤ちゃんが5、6カ月になると、

そろそろスタートしたいのが離乳食ですね。

離乳食とは、今まで母乳やミルクだけから

栄養を摂っていた赤ちゃんが、

次第に食べ物から栄養を摂ることが

できるようにトレーニングをするための食事です。

 

けれど初めてのお子さんの場合、

どのようにスタートして

進めていけば良いか分からず、

きちんとできるか不安ですよね。

今回は離乳食の開始時期や献立など、

基本的な離乳食の進め方について

お話していきます。

 

離乳食をスタートする時期の目安は、

生後6カ月前後とされています。

なぜなら、赤ちゃんの離乳を

開始しても良いとされる発達の段階が

この時期とリンクする場合が多いからです。

 

  1. 首がしっかりとすわっている
  2. 大人の食事中に口元を動かすなど、
    食べることに興味を持ち始めた
  3. 手で支えてあげると座れるようになった

 

以上のような状態になったら、

離乳食を始めるのにちょうど良い時期になった、

と考えて良いです。

条件には当てはまるけれど、

本当に大丈夫?と不安になったら、

赤ちゃん用スプーンや

小さなティースプーンを赤ちゃんの口に

軽く入れてみてください。

 

すぐに舌で押し出す様子がなければ、

赤ちゃんが元々持っているおっぱいを

吸うための反射(哺乳反射)が

少なくなって体が離乳へ向かっている

といえるため、離乳食を開始してOKです。

 

離乳食はいつから 2回へ増やす?離乳食開始から1か月以上経過 !

 

赤ちゃんが、離乳初期の食事に

慣れてきた頃合いを見計らって、

2回食にしていきましょう。

個人差はありますが、

だいたい離乳食開始から1か月経過後、

つまり生後7ヵ月ごろから始められます。

1回食を行っているときに、

赤ちゃんの様子から、

2回食スタートのサインを見極めてください。

 

  1. 一定量をきちんと食べられるようになる
  2. だいたいいつも、きげんよく離乳食を食べている
  3. スプーンをいやがらず、
  4. スプーンでの食べ方に慣れてきた
  5. 食べものを口に入れてあげると、
    もぐもぐ噛んで、
    ごっくんと飲みこめるようになる

 

などが2回食スタートのサインです。

食事中も様子をよく見て、

赤ちゃんの変化に気付けるようにしておきましょう。

 

2回食の与え方は、

午前と午後に1回ずつが良いでしょう。

できるだけ、食べさせる時間を

決めてあげることで、

食事のリズムができてきます。

 

赤ちゃんの胃への負担を考えて、

食事と食事の間は、

最低4時間ぐらいあけましょう。

この時期の赤ちゃんは、

口の前の方を使って食べ物を取り込み、

舌と上あごでつぶしていく動きを覚えます。

「噛むこと」の基本ができていくのも、

2回食のころなのです。

 

離乳食 はいつからいつまで?赤ちゃんのペースで1歳半までに完了!

 

離乳食の完了期は12~18カ月(満1歳〜1歳半)

とされています。

離乳食終了の目安は

 

  1. 食べ物を自分で噛みつぶせる
  2. 必要な栄養の大部分が食事でとれている
  3. 3回食で、さらに1~2回の間食をとっている

 

という状態です。

離乳食完了期を卒業して

幼児食に移行したからといって、

どんな食材でもあげて良い、

すぐに大人と同じ味付けで良い

というわけではありません。

 

「幼児食」にステップアップしても、

しばらくは薄味メニューを食べさせましょう。

でも、大人のごはんの取り分けができるので、

調理も楽になるはずです。

基本的には、味付け前に取り分けて、

調味料の量は減らせば大丈夫です。

 

食材は、アレルギーが起きやすい

エビやカニ、イカ、また、ハムやソーセージ、

かまぼこ・ちくわ・はんぺんなどの加工食品は、

1歳半の幼児食以降が推奨されています。

お餅も、3歳を過ぎてからが目安です。

 

その他にも、喉に詰まらせやすいこんにゃくゼリー、

ピーナッツなどのナッツ類も。

開始時期(1歳半以降が目安)はもちろん、

細かく切る、すりつぶすなど、

与え方は注意が必要です。

 

まとめ

 

今回は、離乳食についてお話してきました。

離乳食を始める前は大変そうに

感じるかもしれませんが、

離乳食は赤ちゃんのペースに合わせて

ゆっくり進めていくものです。

 

目安と同じにならないからと言って

焦る必要は全くありません。

いざスタートしてみると、

用意した食事を食べる我が子の姿に

喜びを感じることの方が多いかもしれません。

赤ちゃんとママ、両者が楽しみながら、

離乳食を進めて行きましょう。

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