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これぞアーモンド効果!血糖値上昇の抑制など徹底解説!美しく健やかに

 

近年、美容や健康に効果的な

食べ物のひとつとしてアーモンド

注目されています。

 

アーモンドには、

ビタミンEがゴマの約300倍、

食物繊維はレタスの約9倍、

オレイン酸はゴマの約1.8倍など、

栄養素が豊富に含まれているためです。

 

アーモンドは糖質と同時に摂取すると、

食後の血糖値上昇が緩やかになる

という研究効果が出ています。

マウスを使った実験では、

糖質を摂取する30分前に

アーモンドを摂取した場合と、

糖質摂取と同時にアーモンドを

摂取した場合の摂取後の血糖値の推移を、

0分から120分まで15分刻みのタイミングで

採血をして検証しました。

 

糖質摂取と同時に

アーモンドを摂取した場合では、

食後の血糖値の上がり方が緩やかになり、

血糖値を低下させる作用を持つ

血中のインスリンの分泌も

促進されていることもわかりました。

 

また、食後の血糖値の上昇を緩やかにする

「アーモンドの機能成分」について調べるため、

皮付きと皮なしのアーモンドで

同様の実験を行ったところ、

皮付きでも皮なしでもアーモンドには

インスリンの分泌を促進し、

血糖値の上昇を緩やかにする働きが

あることも分かりました。

 

さらに遠心分離によってアーモンドを

「不溶性」、「水溶性」、「オイル」の

3つの成分に分けて実験しました。

 

その結果、アーモンドオイルは

血糖値の上昇は抑えるが、

インスリンの分泌には

かかわらないことが判明しました。

つまり、アーモンドが食後血糖値の

上昇を抑えるメカニズムには、

「ホールアーモンドがインスリン分泌を

促して血糖値上昇を抑える」、

「インスリンにかかわらず

アーモンドオイルが食後血糖値上昇を抑える」

という2つの作用の組み合わせによる

と推測できるのです。

 

アーモンド効果効能がすごい!1日25粒で美容健康に効果が?効能を解説

 

1日に食べるアーモンドの量は、

最大でも25粒がベストだと

いわれています。

 

なぜかというと、アーモンドのカロリーは

1粒あたり6〜7kcal前後もあります。

アーモンドを1日に25粒以上食べると

175kcalとなり、ロールケーキ1カット、

クリーム大福1個などのデザートを

摂取していることと同じになってしまうのです。

健康に良いからと言って

食べすぎてしまっては、

逆に太ってしまう原因にもなりかねません。

摂取量にはくれぐれも注意しましょう。

 

アーモンドを食べるベストな時間は、

食事をする1〜2時間前です。

食物繊維は体内に取り込まれてから

1時間〜1時間30分後に水分を

吸収して膨張し、その後3~5時間ほど

胃の中に滞在するといわれています。

 

「ダイエット中だけどどうしても

飲み会や誕生会に参加しなければならない…」

というときも、食事する2時間程前に

アーモンドを食べておけば、

満腹感を得られて食べすぎを

防ぐことができるのです。

 

また、塩や砂糖、シナモンなどの

味が付いたアーモンドは避けましょう。

ついつい食べすぎてしまい、

塩分や糖分の過剰摂取によって

体調不良を招きかねません。

味の付いていない素焼きアーモンドや

無塩アーモンド、もしくは

ローストアーモンドがおすすめです。

 

アーモンド効果を子供にも?しっておきたいアーモンド効果の注意点!

 

乳幼児は上手に食べ物を飲み込む能力が

十分に発達していないため、

大人にとっては危なくない食品でも

窒息事故が起こることがあります。

 

とくに、ピーナッツなどのナッツ類は

その大きさや硬さから、かまなくても

気道に入ってしまうため窒息事故に

なりやすいです。

 

食品安全委員会の調査では、

乳幼児の気管・気管支に異物が

入り込んだ症例799件のうち、

585件は異物が豆類・種実類であったこと、

またそのほとんどがピーナッツで

あったことが分かっています。

3歳まではナッツ類は

与えないようにしましょう。

 

まとめ

 

今回は、アーモンドについてお話してきました。

美容と健康にとても良いとされる

アーモンドですが、量をきちんと

守る事が大切です。

 

また、小さなお子さんには

与えないよう注意が必要です。

正しく食べて、アーモンド効果を

取り入れてみてはいかがでしょうか。

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