ターメリックとは
ウコンの地下茎を乾燥した
香辛料のことです。
黄色色素を含み、カレー粉・たくあん漬などの
着色料として利用されています。
私たちにもなじみのあるスパイスであり、
ウコンと聞けばドリンクやサプリメントなどでも
手軽に摂ることもできます。
風邪をひいて喉が痛いときや、
鼻水が止まらないけれど、
あまり薬には頼りたくないという方に、
ウコンはおすすめです。
ウコンは副作用がないとされています。
そのため、薬の代わりとして
重宝している人も多くいるようです。
はちみつとターメリックを混ぜると
咳に効果てきめんとされています。
抗炎症や抗酸化作用が強くあり、
風邪の症状である鼻づまりや頭痛、
喉の痛みの緩和が期待できるのです。
また、ウコンに含まれる
クルクミンという成分は、
肺炎球菌ワクチンに似た働きをするため
幼児にも使うことができます。
ウコンの効果で二日酔いスッキリ?有効成分クルクミンが肝機能強化!
二日酔いになると、
ウコンを原料とするサプリメントや
スタミナドリンクを飲みますか?
ウコンがアルコールの分解を
助けるかどうかは、
実はよくわかっていないのです。
炎症を抑える作用はあるので、
頭痛や胃もたれに効くこということは
考えられます。
ただし、ウコンで肝臓を悪くする
体質の人たちもいるので注意が必要です。
生薬など自然のものが原料でも、
効き目があるということは
副作用もあるので、
万能なサプリとはいえません。
お酒を飲んで寝ると、
肝臓がアルコール分解のために
活発に動きます。
そのために脂肪の分解が抑えられ、
太りやすくなるのです。
この他にも、健康への悪影響があります。
やはり、自分の適量を知って
飲みすぎないことが一番の
対処法と言えるでしょう。
ウコンが二日酔いに効くとされているのは、
ウコンが肝臓の機能を助けるからです。
これはウコンに含まれる
「クルクミン」という成分による働きです。
ウコンの黄色は、色素成分である
クルクミンを含むためです。
このクルクミンは着色料としても使われていて、
ターメリックとも呼ばれています。
カレーの黄色は、
このターメリックがスパイスとして
入っているためです。
クルクミンには、
胆汁の分泌を促す効果があります。
これが肝細胞を刺激し、
肝臓の働きがより活発になります。
飲み会の前にウコンを飲む最大の理由は、
二日酔いを防ぐためです。
二日酔いは、「アセトアルデヒド」が
体内に残ってしまうことで
引き起こされます。
体内に入ったアルコールは、
まず、アルコール脱水素酵素の働きで
アセトアルデヒドに分解されます。
次に、アセトアルデヒド脱水素酵素によって
酢酸に分解され、さらに水と二酸化炭素に
分解されて体の外へ排出されます。
ウコン摂取効果発揮?飲酒1時間前に、アルコールが肝臓に回る前に!
飲み会といえば、
「ウコンの力」ではないでしょうか。
あなたも助けてもらったことが
あるかもしれませんね。
基本的には、飲み会前・中・後、
どのタイミングで飲んでも効果が見られるよう。
しかし、ウコンの吸収には時間がかかるので、
飲み会前に飲んだ方がよいとされています。
飲み会前に飲んでおき、
飲み会中にウコンの効果で
肝機能を高まったタイミングで
アルコールが吸収され始めるのです。
ドリンクタイプなので、
手軽に飲みやすいのもいいところといえます。
まとめ
今回は、ウコンについてお話してきました。
ウコンのサプリや飲み物があれば、
絶対に二日酔いにならない
というわけではありません。
アルコールは適量飲酒が一番楽しく
美味しく飲めます。
しかし、どうしても飲まなければならない
日があるのも事実ですね。
そんな時は、
今回ご紹介したウコンを上手く利用して、
深酔いしないように体を助けてあげることも
大切ではないでしょうか。