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枝豆の栄養効果は女性の味方!?ビタミンCで美肌、鉄分は貧血に!?

 

他の野菜と比較してみると、

枝豆に多く含まれるビタミンB1とB2

体内で糖質・脂質・たんぱく質などを分解して

エネルギーに変える効果があります。

 

さらに高血圧の原因となる

ナトリウム(塩分)の排出を助ける作用もあり、

利尿作用を促すカリウムを多く含んでいます。

 

そのため体内の水分量を調節し、

むくみの解消にも効果的に働きます。

夏バテの原因である食欲不振から来る

栄養不足の解消や、疲労回復に大変効果的です。

 

枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種

「メチオニン」はビタミンB1、ビタミンCと共に

アルコールの分解を促し、肝機能の働きを

助けてくれるため、飲み過ぎや二日酔いを

防止する働きがあります。

 

夏場にビールのつまみとして

好まれて食べられているのには、

きちんとした理由があるのですね。

 

女性に嬉しい効果としては、

ビタミンCがまず挙げられます。

ビタミンCは皮膚や細胞のコラーゲンを

作る際に必要な栄養素のひとつです。

 

毛細血管・歯・軟骨などを正常に

保つ働きがあるほか、

皮膚のメラニン色素の生成を抑え、

日焼けを防ぐ作用やストレスやかぜなどの

病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

 

また最近では抗酸化作用が注目されており、

老化防止、がんや動脈硬化の予防が期待されています。

 

また、鉄分と葉酸もたくさん含まれているので、

妊婦さんにもうってつけの食品のひとつです。

 

枝豆の栄養はタンパク質?大豆は豆に分類!未成熟大豆の枝豆は野菜に分類

 

枝豆は大豆の未熟豆のことを指し、

豆と野菜の両方の栄養的利点を持った

緑黄色野菜です。

 

「畑の肉」といわれる大豆と同じように、

エネルギー、脂質、良質なたんぱく質を

多く含んでいます。

 

また、ビタミン類、食物繊維やカルシウム、

鉄分など多くの栄養素を含んでおり、

大豆には少ないβ-カロチンやビタミンCを

含むのが特徴です。

 

枝豆が成長した大豆は、

マメ目マメ科に属する一年草で、

種子を食用とする穀物の一種です。

 

大豆は「畑の肉」と言われるほど非常に

タンパク質が多く含まれており、

米、麦、粟、稗と並び、五穀に数えられる

主要な穀物です。

 

味噌や醤油の主原料として使われる以外にも、

豆腐やきな粉など様々な食品に

加工されるのが特徴です。

 

大豆と枝豆では歯ごたえや風味が違うように、

栄養素にも違いがあります。

大豆はタンパク質、枝豆はビタミンAや

ビタミンCが多く含まれていることは

ご紹介しました。

 

枝豆から大豆に成熟すると

タンパク質が濃縮され、

倍以上の量になります。

 

その一方で、ビタミン類は枝豆の方が

圧倒的に多くなります。

一概にどちらかが優れている

というわけではないようですね。

 

枝豆の栄養は冷凍で変化する?新鮮なまま冷凍すれば栄養価は最大値!

 

枝豆はとにかく新鮮なうちに

茹でる事が大切です。

すぐに茹でられないなら、

乾燥しないように新聞紙にくるむか袋に入れ、

冷蔵庫に入れておきましょう。

 

長く保存する場合は茹でたものを

冷凍しておくことができます。

その場合は少し固めに茹でるのがポイントです。

食べる時は凍ったままもう一度

沸騰している湯の中に投入し、

中の豆が十分に熱くなるくらいまで

温めましょう。

さっと茹でてからザルにあげ、

塩を振って食べます。

 

冷凍保存した枝豆は、ビタミンCが

生を茹でたものとほとんど変わらない位

残っているという実験結果が出ています。

 

まとめ

 

今回は、枝豆についてお話してきました。

ビールのおつまみとして定番の枝豆ですが、

実は高い栄養素を含んでいることがわかりました。

お酒のお供になるのも、

理にかなっていたというわけですね。

 

飲んべえのみならず、女性にも嬉しい効果も

枝豆にはたくさん含まれています。

成長した大豆ともまた栄養素が違っているので、

上手く使い分けながら食卓に取り入れてみては

いかがでしょうか。

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