健康食

赤ワインのポリフェノール含有量をご存知ですか?赤ワインって凄い?

 

ポリフェノールとは、

植物の苦味や色素のもととなっている成分で、

5,000種類以上あります。

 

ワインにポリフェノールが含まれているのは、

使用されるブドウのあらゆる部位に

ポリフェノールが多く含まれているからです。

 

例えば、ブドウの皮には

アントシアニン・レスベラトロール・

タンニンが含まれています。

果肉には多くのアントシアニンが

含まれています。

種子にはさらに多くの種類の

ポリフェノールがあり、プロアントシアニン・

タンニン・ケルセチン・カテキンが含まれています。

 

よく赤ワインのほうがポリフェノールの量が

多いといわれていますが、

それは赤ワインの製造過程で

皮や種子まで絞るため、

上記のポリフェノールが含まれるからです。

 

ポリフェノール白ワインより

赤ワインの方が多いとされていて、

だいたいの比較ですとこのようになります。

  • 赤ワイン……200ml中に160〜600mgのポリフェノール
  • 白ワイン……200ml中に50〜160mgのポリフェノール
  • ロゼワイン…200ml中に約100mgのポリフェノール

ワインは熟成すると、

アントシアニンとカテキンなどの

ポリフェノール同士がより強く

結び付いていきます。

 

それに伴い色調も変化し、

紫色→赤→レンガ色の順に

ポリフェノールの含有量は増え、

味の方もマイルドになっていきます。

 

赤ワインはポリフェノール効能以外にもタンニンなどの栄養素も豊富!

 

他の果実や野菜と同じように、

ブドウの果皮には栄養素が

たくさん含まれています。

 

アントシアニンなどの

ポリフェノールです。

アントシアニンは視力回復に

効果があるとされています。

 

ブドウの種に含まれるタンニンにも、

抗酸化作用があります。

最近のニュースで、

OPC(オリゴメリックプロアンソシアニジン)

という、超強力でブドウにしか

含まれていない成分があることが

発見された、と報道されました。

 

この物質は、脳の機能を高めるのをはじめ、

動脈硬化を防いだりします。

 

フランス、ブルゴーニュの赤ワインは種をふくむ

全房のブドウを使用して醸造されるのが

ほとんどで、「タンニン」が程よい渋みになり、

ワインに複雑さと美味しさを与えています。

 

よく熟成されたブルゴーニュ赤ワインは

このタンニンがとてもエレガントです。

一方で白ワインにタンニンはありません。

 

赤ワインは苦手だけどポリフェノールは摂りたい方におすすめサプリ!

 

体にいいことはわかるけど、

食品だけではなかなか多くは

摂取することができないのが

ポリフェノールです。

 

植物由来の抗酸化成分で

数え切れないほどの種類があり、

そのサプリメントもまたりんごやカカオなど

複数のポリフェノールが含まれたものから

単体成分のものまで、さまざまな種類があります。

 

たくさん種類があって1つに

決められないときには、

多種類のポリフェノールが含有されている

サプリを選ぶと、複数の効果をまとめて

得られる可能性があります。

 

多種類のポリフェノールサプリによく含まれる

代表的な成分は、まずリンゴポリフェノールです。

これは体内から活性酸素を除去し、

血流を改善し、さらに美白効果を

もたらしてくれます。

 

また、トマト果皮に含まれる

ナリンゲニンカルコンは、

アレルギー反応を抑えてくれる効果

期待できるため、花粉症対策や

通年のアレルギーに有効だと言われています。

 

ほかにも殺菌や抗炎症作用のある緑茶成分・

カテキンが含まれているものもあります。

比較的に日常的に摂取しやすいもの

ばかりでありながら、

それぞれを毎日十分な量を食べるのは

大変ですので、サプリに頼ってみるのも

いいかもしれません。

 

まとめ

 

今回は、ポリフェノールについて

お話してきました。

赤ワインに豊富に含まれている

ポリフェノールですが、

普段お酒を飲まない人や飲めない人もいます。

 

そんな方にはサプリがおすすめです。

手軽に始められますし、

毎日の生活の中に取り入れてみては

いかがでしょうか。

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