にんにくって、薄切りにしても、そのままでも
熱すると食感が変わっておいしいですよね。
でもフライパンで熱するのはちょっと、とか
電子レンジで熱を入れる人も多いですよね。
結論から言うと、電子レンジ調理でも
にんにくの栄養効果はなくなりません。
即効性は消えてしまいますが、それは
にんにくを加熱した場合全てに言えることです。
電子レンジ限定で加熱すると栄養が損なわれる
ということは、ほとんどありません。
電子レンジで加熱して栄養が損なわれる場合は
普通にフライパンで加熱した場合も同じです。
にんにくの代表的な効果として言われている
疲労回復や殺菌作用などは消えませんので
安心して電子レンジを活用していきましょう!
特に毎日にんにくを食べたい人に使ってほしいですね。
にんにくを丸焼き調理で栄養効果は生と違いが?にんにく成分を比較!
さて、にんにくをまるごと調理したとします。
この場合、生のにんにくと、どう栄養効果が
変わっていくんでしょうか。
生のにんにくを丸ごと食べたとすると
最も大きいのが、効果の即効性がある
ということです。
疲労回復、殺菌、ビタミンなど余すこと無く
体の中に取り入れることができます。
ただ匂いは加熱したものより遥かに強く
刺激が大きいため、あまり一度に量を食べると
体に大きなダメージが残ってしまう、なんて
ことも稀では無くなってしまいます。
一方丸焼きしたにんにくですが
当然加熱することで失われる栄養素は
幾つか出てきます。
それは殺菌の効果、別に弱いビタミンの2つです。
即効性も少しゆるくなります。
殆どの栄養素はそのまま残るので
ビタミン摂取をにんにくからは期待しない、
というのが最も良い考え方とも言えるでしょう。
それから熱したほうが良いポイントとして
生のものより適量が2切れほど増えるということです。
あまり多くにんにくを摂ると、にんにく臭さ以上に
体にも不調が出てきてしまいます。
また熱して食べることで、
胃液や唾液が出やすくなり
食欲の増進も高めてくれるんですね。
生で使う場合は薬味として、
しっかり食べたいときは加熱してと、
調理の方法も使い分けすると、
より良い効果を得られますね。
にんにくの丸揚げなど主な栄養は加熱しても残り生よりも食べられる?
ここまで学べば、以下のことがわかりますね。
加熱してもにんにくは栄養は大きく減らない。
生より加熱したほうが、一日の適正量が増える
つまり、加熱したほうがお得!なんです。
でもさっきから一日の適正量が妙に
強調されているような?
そうなんです、実はにんにくのポイントは
疲労回復効果がある「アリシン」にあります。
にんにくを食べて元気が出る
やる気が出るのは、このアリシンのおかげで
他にも生活習慣病の予防効果もある
と言われています。
しかし、とっても人間にとって刺激が強い!
同じ様に殺菌作用もかなり刺激が強いため
あまりにんにくを食べると、消化器を痛め
後々食べ過ぎで泣く人も少なくないんです。
というわけなので、にんにくの丸揚げ
そのままにんにく1個分、中身で言えば
10片以上食べてしまうと食べすぎ!
ということになります。
生よりは食べることができますが、
一日2、3片がいいですね。
ちなみににんにくを食べすぎると、
腹痛、下痢、胃痛、貧血と
体調の悪さが一気に出てきますので
注意しましょう!
まとめ
にんにくは電子レンジで調理しても
栄養が損なわれることは殆どありません。
逆に加熱することで得られる利益のほうが
多いというのが事実なんですよ。
しかし問題は、健康に良いから!
と熱したにんにくを適量とされる2、3片以上
ぱくぱく食べてしまうこと。
これをやってしまうと、胃腸が荒れ、腹痛になり
大変なことになってしまいます。
それはにんにくに入っているアリシンという
一番強い効果を持つ栄養素の刺激が
人体にとってかなり強い刺激であるから、
ということです。
薬も量を誤れば毒になってしまいます。
予め量は少なめに、適量を毎日食べるなど
きちんとした自己管理も必要ということですね。