健康食

鰹節のだしの取り方は3種類!?栄養たっぷり、タンパク質、ビタミン、ミネラル!? 

 

かつお節はとても栄養価の高い食品として

注目されています。

筋肉・血液・骨をつくるもととなり、

私たちの体に欠かすことのできない

タンパク質をはじめとし、

リン、カリウム、ビタミンDなどを

たっぷりと含んでいます。

 

また、脂肪の酸化を防いで動脈硬化の予防に

とても効果的なビタミンや、

不足しがちなカルシウム、

ミネラルなども含んでいます。

栄養いっぱいでありながら、

しかもヘルシーな食品なのです。

 

かつおぶしのだしの取り方は、

「一番だし」「二番だし」

「かつおと昆布の合わせだし」の3種類です。

それぞれお料理によって使い分けます。

 

・かつお一番だし

豊潤な味と香り、そして濁りのない上品な

琥珀色が特徴です。

吸い物、みそ汁、茶碗蒸し、そばつゆ

うどんつゆなどにぴったりです。

 

・かつお二番だし

香りはやや弱くなりますが、

濃い旨味が特徴の二番だしです。

煮物、炊き込みご飯、鍋物などに合います。

まだ旨味が残っているので、

沸騰したら弱火にかけてじっくりと

素材を引き出します。

香りが弱すぎるようであれば、

少量の削り節を足しましょう。

 

・かつおと昆布の合わせだし

動物性の旨味と植物性の旨味があいまって、

鰹節と昆布の絶妙なバランスが楽しめます。

煮物、鍋物などにあいます。

 

鰹節のだしを取ったらそれが絶品ふりかけに!残りは捨てないで?

 

鰹節が高タンパクで栄養バランスに

優れた食材であることはわかりましたね。

では、だしをとったあとの

だしがらはどうでしょう。

 

だしがらには栄養がないと思って

捨ててしまっていませんか。

それはとてももったいないことです。

だしをとったあとでもタンパク質の

8割以上がだしがらに残っているのです。

 

・だしがらの使用方法

だしがらの使い道としては、

から煎りをして調味料で味付けをした

ふりかけなどがおすすめです。

 

だしがらの使い道は、

鰹節の種類によっても違ってきます。

鰹厚削りのだしがらは

大きく分厚いため刻んで、

ハンバーグやかき揚げに入れて

食べるのもおいしいです。

 

繊維を断ち切るように刻むと、

料理に混ぜ込みやすくなります。

薄削りの場合は、冷凍してから

みじん切りにすると刻みやすくなります。

 

もともと薄いため、みそ汁や煮物、

あんかけなどに使うのがよいでしょう。

だしパックのだしがらも?

パックから出して使えます。

隠し味として煮物などに加えてみると、

美味しく最後まで食べることができます。

 

鰹節のだしの保存方法って?冷蔵保存で1週間。冷凍保存で1か月!

 

本格的なだしをとるのは手間がかかるので、

作り置きしておくと便利ですよね。

 

作っただしの保存期間は、冷蔵庫で1週間以内、

冷凍庫で1か月ほどとされています。

常温保存するとすぐに傷んでしまうので、

長時間保存する場合は必ず

冷蔵庫か冷凍庫で保存をしましょう。

 

だしの種類の違いによる保存期間の相違は

ほとんどありません。

しいて言うならば、塩分濃度が高ければ

その分長持ちしますが、

普通のだしは腐敗を大幅に遅らせるほどの

塩分は含まれていないので、

基本的にできるだけ早めに

使いきるようにしましょう。

 

だしを冷蔵保存する場合は、

ピッチャーや密閉容器に入れて

保存しましょう。

水出しの場合は昆布や鰹節などの

「だしがら」は必ず取り出して

おくことがポイントです。

 

そのままにしておくと、昆布はぬめりが出やすく、

鰹節もエグみが出て風味が劣化してしまうからです。

煮出し汁を保存する場合は、

よく冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。

冷蔵保存は長期保存には向いていませんが、

調理するときにすぐに使えるので便利です。

 

だしを凍らせる容器は製氷機や

フリーザーパック、プラスチック容器

などがおすすめです。

冷凍すると1か月程度は保存できますが、

長期保存すると冷凍庫のにおいがつく

可能性もあるので、できるだけ早めに

使いきりましょう。

 

まとめ

 

今回は、鰹節についてお話してきました。

和食には欠かせない鰹節ですが、

だしのみならず、最後まで美味しく

食べられるんですね。

 

また、栄養価もとても高いので、

普段食事にぜひとも取り入れていきたいですね。

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