健康食

梅干しの効果は抜群!?古来から曰く、1日1個で医者いらずと!?

 

梅干し古来より日本人の食を

支えてきました。

「1日1粒の梅干しで医者いらず」

という言葉があるように、

梅干しの持つさまざまな薬効の働きを

知っていた先人たちは、

梅干しをうまく生活に取り入れ

健康な身体づくりに役立てていたのです。

 

骨、歯、血液、組織液など人間の体を

形成しているものの中には鉱物性の栄養素

(カルシウム、リン、水、鉄分など)が

含まれています。

 

これらは一般的にミネラルと呼ばれており、

その栄養素が不足すると、

人間の体はバランスを崩して様々な病気を

引き起こしてしまいます。

 

梅には人間の身体に必要なミネラルが

豊富に含まれています。

梅のミネラル含有量はミカンやリンゴ、

ブドウよりも多くなっています。

リンゴに比べて小さい梅の実ですが、

なんとカルシウムはリンゴの4倍、

鉄は6倍も多く含まれています。

マグネシウムや亜鉛も

実は梅の実の方が多いのです。

 

梅干しの効果とは?夏バテ防止にもってこい!クエン酸で疲労回復。

梅干しの効果とは?夏バテ防止にもってこい!クエン酸で疲労回復。

疲労は乳酸とよばれる物質により 

引き起こされます。

乳酸が体内にたまると、

肩こりや体のだるさだけでなく、

病気の原因ともなります。

 

その乳酸を体外へ排出してくれるのが

「クエン酸」で、それを豊富に含むのが

梅干しなのです。

 

さらにクエン酸は乳酸をエネルギー源へと

変える働きも持っているので、

疲れを取ると同時に、体力のもととなる

エネルギーも作りだします。

 

エネルギー代謝がうまくいかないと、

栄養素の不完全燃焼が起こり、

疲れや肩こりを感じたり、細胞の老化、

動脈硬化、生活習慣病などの原因にも

なってしまいます。

 

梅の酸味成分でもあるクエン酸や

リンゴ酸などの有機酸は、

糖質の代謝を促し活性化させる

働きがあります。

 

これにより栄養素をエネルギーに

変換する働きがスムーズになります。

 

つまりは、疲労回復だけでなく、

腰痛や肩こりなどの緩和、老化防止、

疲れにくい体づくりにも役立つことが

期待できるのです。

 

梅干しの効果ははちみつ漬けで3割増加する?!抗酸化作用を増やすには?

梅干しの効果ははちみつ漬けで3割増加する?!抗酸化作用を増やすには?

老化やガン、成人病などの原因

となるのが活性酸素です。

 

梅にはその活性酸素を除去する働きのある 

ポリフェノールが含まれています。

 

また、同じく抗酸化物質であるクエン酸も

含まれていることから、梅干しには

高い抗酸化力があると考えられています。

 

抗酸化作用を増やすためには、

梅干しをはちみつで漬けることを

おすすめします。

 

なぜなら、「梅リグナン」という成分が

抗酸化作用を発揮するからです。

 

さらに、塩漬けの梅干しではなく

「はちみつ漬けの梅干し」の方が、

梅リグナンの含有量が3割も多いのです!

 

はちみつ漬けの梅干しを作るためにはまず、

塩漬けの梅干しを「塩抜き」します。

塩抜きをすると、今まで塩があったぶんの

スペースができます。

 

はちみつ漬けにすると、

果肉の空いたスペースの部分に、

種の中に含まれる「梅リグナン」が

じわじわと出てきます。

 

そのため、塩漬けの梅干しよりも

はちみつ漬けの梅の方が、

梅リグナンの含まれる量が多くなります。

梅リグナンは、焼酎に漬けても出てくるので、

焼酎に 梅干しを入れて飲んだり、

梅酒を飲んでもOKです。

 

まとめ

 

今回は、梅干しについてお話してきました。

古くから日本では馴染みのある食べ物ですよね。

 

あの小さな実には、私たちの体にとって

良い効果をもたらしてくれる成分が

たくさんの含まれているのです。

 

しかし近年、減塩調味を施した

「調味梅干」と呼ばれる梅干し(もどき)が、

一般的になってきました。

スーパーで市販されているような、

昆布梅、鰹梅、はちみつ梅などは、

まずこの調味梅干に分類されます。

 

これから暑くなってくると夏バテや

体調を崩しやすくなります。

本物の梅干しパワーをチャージして、

健康的に夏を乗り越えてみては

いかがでしょうか。

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