「グルテンフリー」とは、
グルテンを摂取しない食事、
つまり小麦粉を使っていない食品や、
そういった食品を食べる食生活のことを
意味しています。
そもそも「グルテン」とは、
簡単に言えば小麦や大麦、
ライ麦やオーツ麦などの穀物に含まれる
タンパク質のことです。
グルテンは過度に摂取すると
中毒症状を引き起こすことがある
とされています。
また、グルテンには、アミノペクチンA
という糖質やグリアジンというアミノ酸も
含まれていて、アミノペクチンAは
血糖値の上昇、グリアジンは腸内トラブルの
原因になる成分とされています。
もともとグルテンフリーとは、
グルテンアレルギーの人のための食事でした。
その食事をテニス選手の
ノバク・ジョコビッチが実践し、
健康になったことなどから
注目されるようになりました。
グルテンを摂りすぎると中毒症状が出て
やめられなくなり摂取量が増える人、
軽度のアレルギーの人や消化不良を起こす
グルテン過敏症の人は意外と多くおり、
そのほとんどがアレルギーやグルテン過敏症
という症状を認識していないため、
グルテンを控えることで腸内環境が改善され、
お腹の調子がよくなるだけでなく、
美肌やダイエットにも効果が出るとされています。
グルテンフリー効果？発達障害に悪影響を与えるグルテンを排除する！
発達障害と栄養の関係はとても密接であり、
糖質のとり方や、グルテン・カゼインフリー食のすすめ、
腸内環境改善・解毒など、さまざまあります。
小麦、乳製品が発達障害にとって
大きなリスクがあることは知られています。
なぜなら、グルテン・カゼインは
細胞の解毒能力が低下することがわかっているので、
脳の神経細胞内に毒がたまりやすくなります。
さらに、モルヒネと構造体が似ているため、
体は誤って反応してしまい麻薬と似たような
中毒性がでてしまうのです。
繰り返しほしくなってしまったり、
血液脳関門さえも通過してしまうため、
ハイになったりイライラしたり、
逆にボーッとしたり、頭痛までも
起こしやすくなってしまうのです。
これらを考えたとしても、パン・めん・
牛乳は本当に注意するべきでしょう。
腸の粘膜を荒らしてしまう
リーキーガット症候群の原因にもなり、
腸脳相関を考えると、結果、脳への影響が
大きくなってしまいます。
自閉症・発達障害のお子さんは
総じて腸内環境が悪いので、
ついヨーグルトをあげてしまいがちですが、
控えましょう。
こだわりが強く、うどんばかり、
パンばかり欲しがる子どもたちも
余計に具合が悪くなる一方と理解しましょう。
腸の炎症は脳の炎症なのです。
グルテンフリーのダイエット効果？短期間で劇的な変化は期待しない！
糖質のうち、麦入りの食品を控える、
いわゆるグルテンフリー・ダイエットは、
我慢もいらず、便秘解消、美肌などの
効果もあるとされています。
パンなどの小麦の加工食品は
体内で分解されにくく体を冷やす性質があり、
栄養の吸収を悪くして代謝が
下がりやすくなります。
一方、米は原形そのままの食品で
消化がよく、体を冷やしにくいです。
エネルギーとして消費され、
脂肪になりにくい性質があります。
心がけるのは、食事の中から小麦食品を抜いて、
他の食品を選ぶようにするということです。
まずは2週間、主食の小麦を置き換えてみましょう。
個人差はありますが、むくみが抜けたり、
お通じが改善する方が多く、
2週間で何かしらの変化を
感じることができると思います。
肌のくすみや体のだるさがなくなることも。
小麦を抜いた方は見た目が
すっきりした感じになるのがよくわかります。
まとめ
今回は、グルテンフリーについて
お話してきました。
小麦を他のものに置き換えて、
摂取をしないようにすると、
体にも嬉しい効果が見られるようです。
この機会に、グルテンフリーの食生活を
取り入れてみてはいかがでしょうか？
