レシピ

なすの栄養と効果教えます!ほとんど水分なのに栄養たっぷりの秘密!

 

なすはキュウリやトマトと並んで、

夏を代表する野菜です。

旬は6月から9とされていますが、

一番おいしい時期は、肌寒さを感じるようになる

秋の時期です。

 

身が引き締まり、食感がよく、

味もしっかりと凝縮されています。

ナスの美味しさを象徴するのは

「秋茄子は嫁に食わすな」という

ことわざではないでしょうか。

これには、おいしいナスを独り占めしたい

夫の言葉であるという説もあるそうです。

 

なすに含まれる水分は、実に全体の

94%とほとんどが水分です。

ビタミンやミネラルが豊富な野菜だとは

言い難いですが、なすの栄養について

紹介していきます。

 

ナスニン

なすの皮には特有のポリフェノール

「ナスニン」が豊富に含まれています。

ナスニンには強い抗酸化力があり、

今注目されている栄養成分です。

 

また、ナスニンはアントシアニン系色素の

ポリフェノールであるため、

眼精疲労の緩和にも

効果があるとされています。

なすの栄養面でのメリットは皮に含まれる

ナスニンと言えます。

極力、皮を残して調理したいところですね。

 

カリウム

カリウムが豊富に含まれていることも

なすの特徴です。

カリウムには体の熱を逃がす働きがあるため、

夏バテ解消のために食されることもあります。

 

その一方で、妊婦など体を冷やしては

ならない人は、多量のナスを食べることを

控えた方がよいとされています。

 

ナスは栄養がないといわれる意外な理由と栄養を逃がさないレシピ集!

 

なすはダイエットや体調管理に

ぴったりの食品ですが、

「栄養がない」

と言われています。

これは含まれている栄養素が少ないことや

調理過程で簡単に栄養価が

失われてしまうことが原因でしょう。

 

カリウムの働きを加味した調理をすると、

なすの栄養を逃がさず摂ることができます。

体の熱を逃がす作用を持つカリウムは、

加熱をすることでその働きが

弱くなる特性を持っています。

 

そのため、夏の時期などに体を

冷やしたいときには

漬物やサラダなどの

火を通さない料理や、

加熱を控えめにしましょう。

 

逆に、体を冷やしたくないときには

十分に火を通した焼きナス、天ぷら、

炒め物などに料理するといった

対応をすると良いでしょう。

 

また、なすの栄養価は高くないといいましが、

それを逆手にとる方法もあります。

体積が大きく、カロリーの低いなすは

ダイエット食としても優れているのです。

ダイエットを考えている方は、献立に

積極的にナスを取り入れることで、

満腹感を得られつつカロリーの摂取を

抑えることができます。

 

白ナスの栄養の代表クロロゲン酸!発がん予防や糖尿病予防便秘にも!

 

白ナスとは、皮が白いナスの総称です。

皮が白く、ヘタが緑色なのが特徴ですが、

中には皮が青いものもあります。

形は、米ナスの形に似たもの、細長いもの、

まんまるなたまごのような形をしたもの、

などさまざまあります。

 

皮は硬めで、果肉がぎっしりと詰まっていて、

アクや、種子が少ないため、口当たりが良く

食べやすいナスになります。

皮が白いので、花の色も白いと思えますが、

紫色のナスと同様に紫色の花が咲きます。

白ナスには、「ナスニン」は含まれていませんが、

「クロロゲン酸」は含まれています。

 

「クロロゲン酸」には、発がん予防、

糖尿病の予防、脂肪の吸収抑制の

効果があると言われています。

 

また白ナスには食物繊維が多く

含まれているため、腸内環境を整え、

便秘の改善にも良いと言われています。

 

まとめ

 

今回は、なすについてお話してきました。

なすは栄養がない野菜と思われがちですが、

実は素晴らしい栄養がたくさん

含まれている野菜なのです。

 

調理法もバリエーションがある野菜なので、

飽きずに食べられそうですね。

また、ダイエットにも向いている野菜なので、

女性にも嬉しいですね。

 

この夏はなすの栄養をたくさん摂取して、

暑さを乗りきっていきましょう。

 

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