健康食

きのこは栄養満点!ダイエット効果も抜群?色々と調べてみたら…

 

きのこは、さまざまな料理に使われていますね。

いつもなんとなく食べている人も

多いかもしれませんが、

実はきのこは栄養価が高く、

ぜひ積極的に摂ってほしい食材

ひとつでもあります。

 

きのこの栄養には、以下のようなものがあります。

○ビタミンD

ビタミンDは脂溶性のため、

脂質を含む動物性食品から摂取する方が

吸収しやすくなります。

ただし、植物性でもオイルを絡めると、

吸収率はぐんとUPします。

 

○不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らむため、

腸を刺激してぜん動運動を活発にし、

排便を促進してくれます。

 

また、きのこはダイエットにも効果的です。

○内臓脂肪の増加を防ぐ

水に溶けるきのこに含まれている食物繊維

(水溶性食物繊維)を腸内細菌が

分解する過程で生まれる『短鎖脂肪酸』が、

内臓脂肪の増加を防ぐとして注目されています。

 

○腹持ちがいい

粘り気のある水溶性食物繊維は

胃腸内をゆっくりと移動する特徴があります。

そのため腸内環境をととのえるだけでなく、

腹持ちがいいというメリットもあります。

お腹がすきにくくなるため

おやつが我慢できないかたに役立ちます。

 

○糖の吸収を抑える

水溶性食物繊維は糖の吸収を

穏やかにするとも言われ、

糖質が気になるかたにも役立ちます。

 

このように水溶性食物繊維は

ダイエット中のかたにとって

メリットの多い栄養素なので、

積極的に取り入れていただきたい

栄養素といえます。

 

きのこの栄養比較!すごかった…沢山あるきのこの中で比較してみた!

きのこといっても、様々な種類がありますよね。

次に、きのこの栄養を比べてみましょう。

 

○カロリー(100gあたり)

  • えのき……22kcal
  • しめじ……18kcal
  • まいたけ……15kcal
  • えりんぎ……19kcal
  • しいたけ……19kcal
  • なめこ……15kcal
  • マッシュルーム……11kcal

きのこのカロリーはその種類によりますが

どれも大きな差はなく、100gあたり

20kcal前後とどれも低くなっています。

 

○糖質量(100gあたり)

  • えのき……3.7g
  • しめじ……1.3g
  • まいたけ……0.9g
  • えりんぎ……2.6g
  • しいたけ……1.5g
  • なめこ……1.9g
  • マッシュルーム……0.1g

もっとも糖質の多いえのきでも、

100gあたり3.7gです。

糖質の多い食品であるご飯には

100gあたり36.8gの糖質が含まれているので、

比較するときのこは低糖質な

食品であることがわかります。

糖質の多い食品のかさ増しにも役立ちます。

 

きのこは寒いのが好き?栄養が3倍にも?冷凍するメリット徹底解説!

実は、きのこは冷凍保存すると

栄養が増えることをご存知ですか?

きのこはどれも冷凍することができ、

旨み成分は増加します。

 

ただし、食感が変化するものもあります。

食感がほとんど変化しないのは

シイタケ、ナメコです。

エノキダケはフニャニャしてしまいます。

エリンギやブナシメジは、

特有のコリッとした固さがなくなり、

歯応えが多少悪くなりますが、

かえって冷凍したほうが好み

という人もいるので、好みのものを

探してみるのも良いでしょう。

 

栄養成分では、エノキダケを冷凍すると

脂肪を分解してダイエットに有用な

キノコキトサンが12倍にアップします。

ブナシメジは代謝アップや美肌効果がある

ビタミンB群が豊富ですが、

水分が多く傷みやすいという欠点も

冷凍すれば1ヵ月保存できます。

 

まとめ

 

今回は、きのこについてお話してきました。

きのこはカロリーが低く、ヘルシーな食材ですね。

 

しかし、きのこばかり食べていては

栄養が偏ってしまう可能性も

出てきてしまいます。

 

バランスのよい食事を基本とし、

かさ増しとして、または高カロリーな

食材の代用品として、

きのこを使用するのがおすすめです。

 

きのこは低カロリーなだけでなく、

便通改善や腹持ちをよくする働き、

糖質や中性脂肪の吸収をおさえる働きが

あるとされています。

 

ぜひ料理に合わせてお好みのきのこを

選んでみてはいかがでしょうか。

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